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あんしんBOOTHパック ネコポス 文庫版A6サイズ 233ページ
マスクで隠した私達の顔と心の内を、真に理解してくれる者は居るだろうか
大気が有毒性になって数十年。ガスマスクが生活必需品となり、人類は完全密閉された高層居住棟での生活を余儀なくされる。 所得格差の拡大や技術躍進の無くなった時代に突入した人類は、最早緩やかに死を待つ種族となっていた。 そんな時、フジカズコーポレーションが革新的な研究成果を発表。人体実験にも近いそれは、人類最後の希望となる。 しかし自然主義のテロリストグループ『渚』は、そんな研究を認めなかった。 未来に希望の持てない世界で、長谷川秋穂はマスクの下に本音の全てを隠す。けれど、そんな自分を殺した生き方を苦痛に感じていた。 だからこそ、大川美里の様に自由に生きる少女に憧れていたのだが……
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