『3653日目 〈塔短歌会・東北〉震災詠の記録』
- ¥ 2,970
こんにちは、塔短歌会・東北です。私たちは、短歌のグループです。東日本大震災のこと、その後の日々のことを、短歌というかたちで表現してきました。そして、このたび、東日本大震災のあった2011年より毎年発行してきた9冊の冊子(『99日目』『366日目』『733日目』『1099日目』『1466日目』『1833日目』『2199日目』『2566日目』『2933日目』をまとめ、書籍化いたしました。 24名による短歌作品、小エッセイ、座談会、鼎談、特集エッセイなどの収録の他、俳人・高野ムツオ氏の解説を加え、総ページは476頁です。 参加者は、浅野大輝、石井夢津子、井上雅史、歌川功、及川綾子、逢坂みずき、大沼智惠子、尾崎大誓、梶原さい子、数又みはる、加藤和子、小林真代、佐藤涼子、鈴木修治、武山千鶴、田中濯、田宮智美、千葉なおみ、冨樫榮太郎、外山つや子、花山周子、星野綾香、三浦こうこ、吉田健一 です。 東日本大震災より10年目の今年(2021年3月1日発行)、こうして一冊にまとめられたことには、一同ひとしおの思いがあります。その地点その地点であの震災に向き合ってきたことが一冊になったとき、改めてひとつの軌跡が浮かび上がってくるようにも思われ、短歌という詩形の持つ力や可能性というものを考えさせられています。 この本が少しでも多くの皆様に届くことを心より願っております。 ※この本の収益は東日本大震災被災関連団体に寄付されます。
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