[無料]DBToggleApplier
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「着替えAnimationClipで服のDynamicBoneもいい感じに切り替えるやつ」 VRChatアバターの服などを切り替えるAnimationClipに、非表示の服でのみ使うDynamicBoneをDisableするキーフレームを追加するUnityエディタ拡張です。不要なDynamicBoneを無効化することで、アバターの処理負荷を軽減します。 ※服の切り替え用AnimationClipを新規作成するツールではありません。
概要
本ツールは、AnimationClipで表示/非表示されるGameObjectとその子に含まれるSkinnedMeshRendererからボーン要素を抽出し、ボーンとボーンの子要素にあるDynamicBoneを、SkinnedMeshRendererにあわせてEnable/Disableするキーフレームを追加します。 効果: 1つのアバターに複数の服を導入している場合、着ていない服のSkinnedMeshRendererを非表示にしても、DynamicBoneの物理演算は実行され続けます。 これを必要なDynamicBone以外Disableすることで、同時に実行されるDynamicBoneの数を減らして処理負荷を軽減します。
注意事項
Unityの服切り替えは様々な実装方法があるため、その方法によっては本ツールで正しいキーフレームを追加できないことがあります。 利用前にAnimationClipファイルをバックアップするか、本ツールのSaveオプションでバックアップファイルを生成することを推奨します。 本ツールは、アバターの着せ替えにUnityのヒエラルキーを利用し、ボーンを入れ子にすることで服を着せる使い方向けです。 Blender改変や、単一SkinnedMeshRendererのBlendShapeで服を切り替えるアバター向けではありません。 また、rootのarmature階層に設定されたDynamicBoneの場合、キーフレームを追加しないことがあります。(例:SkinnedMeshRendererより高い階層にあるDynamicBoneなど)
使い方
ダウンロードしたzipを展開し、フォルダにあるunitypackageをアバターのUnityプロジェクトにインストールします。 ヒエラルキー上で右クリックし、「DBToggleApplier」を選ぶとツールウインドウが開きます。 「Avatar Root」にアバターを、「Target List」に編集したいAnimationClipファイルをドラッグします。AnimationClipファイルは複数同時に指定できます。 「Run」ボタンを押すと指定のAnimationClipを更新します。
おまけ
副産物のツールを同梱しています。 「指定したGameOjectと子要素のDynamicBone全部をEnable/DisableするAnimationClipを作るやつ」です。 unitypackageインストール後、Assets/DBToggleApplier/Editor以下のSetupHelper_OMAKE.tsを開いてコメントアウトを外すことで、ヒエラルキーの右クリックメニューから利用できます。
更新履歴
- 2021/08/09 v0.0.1 公開
ライセンス
MIT