VoxKVolumetricDirectionalLight
- ダウンロード商品¥ 1,200

ボリューメトリックなライト表現が出来るUnity用アセットパッケージです。 ボリュームレンダリングによって3次元のライトシャフトをVR空間で表示することが出来ます。 実行時にスクリプトを使っていないのでVRChatでの使用が可能です。 Directional Lightのみに対応しています。 ・unitypackage形式 ・Built-in Render Pipelineに対応 ・開発環境:Unity 2019.4.31f1 ・Quest(Android)には対応していません。PC環境でのみ動作します。 ・本パッケージに含まれているサンプルシーンでは「Post Processing」を使用する前提での色味調整をしています。利用する際はあらかじめUnityのPackage ManagerからPost Processingをインポートしてください。(ポストプロセスを使わなくても動作はします) ・VRChatを想定して作っていますが、VRC SDKがなくてもVoxKVolumetricDirectionalLight自体は動作します。 ・VRChatにデモワールドを公開しています。動作の確認などに使ってください。 https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_d9f04ef9-8e5c-4aa3-bca7-ca7ba5388b16 またこのデモワールドのシーンファイル全体も同梱しています。 デモワールドに入っている簡単なギミックはUdon Sharpで作っていますので、これらを使用する場合はVRC SDK3とUdon Sharpを事前にインポートしてください。 *既に公開しているスポットライトバージョンの名称を 「VoxKVolumetricSpotLight」に変更しました。
特徴
レイマーチングによるボリュームレンダリングを行うシェーダーとそのマテリアル、濃淡を表現するためのカスタムレンダーテクスチャ、ライトシャフトを生成するためのカメラシステムのセットです。 prefabをシーンに置くだけなのでシンプルに使うことが出来ます。 光源からの影響を受けない高さフォグも同時に表示することが出来ます(調整・非表示切り替え可能) プリセットされているノイズ生成のための3次元カスタムレンダーテクスチャはドメインワーピング技法によって自動的にアニメーションします。(既に公開しているVoxKVolumetricFogと同等です)
パッケージ内容
・本体のprefab ・デモワールドのシーンファイル ・デモワールドで使われているギミック、3Dモデル、テクスチャ等
使い方
Assets/_VoxelKei/VoxKVolumetricDirectionalLight/prefab フォルダの中にあるprefabをシーンに配置してください。 このprefabは、ライト、カメラ、そしてボリュームを描画するオブジェクトのセットになっています。 prefabのトップに「VoxKVolumetricDirectionalLightUtil」というスクリプトが付いていますが、これはボリュームライトの調整をある程度Unityエディタ上で自動化するためのものです。実行時にはスクリプトは不要です。 このスクリプトのインスペクターで「Area Size」の値を変更すると、ボリュームの大きさの変更とそれに伴うカメラの設定を自動で行ってくれます。使いたいシーンの大きさに合わせて調整してください。 このprefab全体の向きを変えることで、光源の方向(太陽の方向)を変えるような使い方を想定しています。 ライトシャフトはボリュームの内側だけにしか出ませんので、広いシーンの場合はユーザーに合わせてボリューム自体を移動させる必要があるかもしれません。 また「Scene」フォルダの中にデモワールドのシーンファイルが丸ごと入っていますので、使い方の参考にして頂けたらと思います。 尚、デモワールドではRealtime GI(Enlighten)を使っています。
注意点
・カメラと3次元テクスチャ、ボリュームレンダリングを使っているのでそれなりに負荷があります。 ・アバターなどのシェーダーによっては前後関係が正しく表示されない場合があります。 ・あらゆるシーン環境での動作を保証するものではありません。
利用規約
本パッケージを改変および任意メディアで利用することができます。 ただし下記を禁止します。 ・本パッケージあるいは本パッケージに含まれるファイルを改変の有無を問わず再配布・販売する行為。 ・政治的または反社会的なメッセージを持ったコンテンツでの利用。 その他 アップデートに伴い内容、仕様、利用規約が変更になる可能性があります。 本パッケージを利用したことにより発生した不利益に対して著作者はなんら責任を負いません。
更新履歴
[2022-01-07]初版リリース
謝辞
本パッケージに含まれるボリュームレンダリングの実装については、凹みさんの「凹みTips」をはじめ、下記の記事を参考にさせて頂きました。 http://tips.hecomi.com/entry/2018/01/05/192332 https://shaderbits.com/blog/creating-volumetric-ray-marcher https://qiita.com/karasusan/items/ce8891f5c4b63d7d06ba http://i-saint.hatenablog.com/entry/2015/03/18/194818 本パッケージに含まれているプリセットの3Dノイズ(tex3D)の生成にはMewlistさんのMewNoiseGenを使用させて頂きました。[2020-06-10版] https://github.com/mewlist/MewNoiseGen 本パッケージに含まれる3Dノイズの変形処理の実装には下記の記事を参考にさせて頂きました。 https://thebookofshaders.com/13/?lan=jp https://qiita.com/edo_m18/items/e4d7a084cdbbfdc7863c この場をお借りして深く御礼申し上げます。 VoxelKei