AvatarAura System
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特定の範囲内にいるアバターの動きに合わせてボリューメトリックなオーラ(煙?)が出るアセットです。 実行時にスクリプトを使っていないのでVRChatでの使用が可能です。 ShaderFes2021にて展示させて頂いている「AvatarAura」と同等です。 VRChatのAvatarにそのまま組み込めるパッケージを追加しました(2022.9.5) ・unitypackage形式 ・Built-in Render Pipelineに対応 ・開発環境:Unity 2019.4.31f1 ・Quest(Android)には対応していません。PC環境でのみ動作します。 ・本パッケージに含まれているサンプルシーンでは「Post Processing」を使用する前提での色味調整をしています。利用する際はあらかじめUnityのPackage ManagerからPost Processingをインポートしてください。(ポストプロセスを使わなくても動作はします) ・VRChatを想定して作っていますが、VRC SDKがなくてもAvatarAura自体は動作します。 ・VRChatにデモワールドを公開しています。動作の確認などに使ってください。 https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_3bab806c-fa14-46c0-ab1f-a4ca591a4258 またこのデモワールドのシーンファイル全体も同梱しています。 デモワールドに入っている簡単なギミックはUdon Sharpで作っていますので、これらを使用する場合はVRC SDK3とUdon Sharpを事前にインポートしてください。
特徴
ボリュームレンダリングとアバターを映すカメラを組み合わせることでアバターからオーラが出ているような表現が出来るギミックです。 prefabを置くだけなのでシンプルに使うことが出来ます。 VRChatのアバターに組み込むことも可能です。(アバターに組み込む場合は、AvatarAuraSystem_forAvatar_20220905.unitypackageを使ってください)
パッケージ内容
ワールド用パッケージ(AvatarAuraSystem_20220314.unitypackage) アバター用パッケージ(AvatarAuraSystem_forAvatar_20220905.unitypackage) ・本体のprefab ・デモワールドのシーンファイル ・デモワールドで使われているギミック、3Dモデル、テクスチャ等
使い方
packageをインポート後、 Assets/_VoxelKei/AvatarAura/Prefab フォルダ内にあるprefabをシーンに配置してください。 このprefabはオーラのボリュームを描画するオブジェクトとアバターを映すカメラのセットになっています。 初期設定では直径4メートルの球形の範囲内でオーラが表示されます。 範囲を調整する場合は、prefabのトップにアタッチされている「AvatarAuraUtil」というスクリプトのSizeの値を変更してください。(Sizeを大きくするとその分解像度は下がります) 尚このスクリプトはエディタ上でパラメータを自動調整するためのものですので調整後は削除しても動作に問題はありません。 また初期設定ではアバターのみが対象になっていますが、prefab内のカメラの対象レイヤーを変更することでアバター以外にも反応するように出来ます。 また「Scene」フォルダの中にデモワールドのシーンファイルが丸ごと入っていますので、使い方の参考にして頂けたらと思います。 2022.9.5追記 アバターに組み込む場合は、アバター用パッケージをインポート後、AvatarAura System.prefabをアバターの直下に入れてください。 またその際に、Unityエディタのレイヤー設定をVRC Worldと同じにする必要があります。(アバターのみを映すためにprefab内のカメラにはレイヤーマスク設定がされています)
注意点
・カメラと3次元テクスチャ、ボリュームレンダリングを使っているのでそれなりに負荷があります。 ・アバターなどのシェーダーによっては前後関係が正しく表示されない場合があります。 ・あらゆるシーン環境での動作を保証するものではありません。 ・仕組み上、半透明のアバターやオブジェクトには対応していません。(デプスが書き込まれるシェーダーのみに反応します) ・シーンのデプスを利用するため、シーン内にShadow付きの平行光源が必要です。 ・数メートルくらいの範囲での使用を想定しています。範囲を広くすることも出来ますが、解像度が落ちます。
利用規約
本パッケージを改変および任意メディアで利用することができます。 ただし下記を禁止します。 ・本パッケージあるいは本パッケージに含まれるファイルを改変の有無を問わず再配布・販売する行為。 ・政治的または反社会的なメッセージを持ったコンテンツでの利用。 その他 アップデートに伴い内容、仕様、利用規約が変更になる可能性があります。 本パッケージを利用したことにより発生した不利益に対して著作者はなんら責任を負いません。
更新履歴
[2022-09-05]VRChat Avatar用パッケージを追加 [2022-03-14]初版リリース
謝辞
本パッケージに含まれるボリュームレンダリングの実装については、凹みさんの「凹みTips」をはじめ、下記の記事を参考にさせて頂きました。 http://tips.hecomi.com/entry/2018/01/05/192332 https://shaderbits.com/blog/creating-volumetric-ray-marcher https://qiita.com/karasusan/items/ce8891f5c4b63d7d06ba http://i-saint.hatenablog.com/entry/2015/03/18/194818 本パッケージに含まれているプリセットの3Dノイズ(tex3D)の生成にはMewlistさんのMewNoiseGenを使用させて頂きました。[2020-06-10版] https://github.com/mewlist/MewNoiseGen 本パッケージに含まれる3Dノイズの変形処理の実装には下記の記事を参考にさせて頂きました。 https://thebookofshaders.com/13/?lan=jp https://qiita.com/edo_m18/items/e4d7a084cdbbfdc7863c この場をお借りして深く御礼申し上げます。 VoxelKei