【また逢う日まで】
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本誌(2014年12月~2015年2月間の)読後テンションのみで書き上げた小話シリーズにつき、その後の展開次第でかなり矛盾もありますが、記念(?)的に残しておこうと思いこちらでも発表。全8話から成り立っております。 山崎目線が多いですが、なぜか神威も出てきたりなんかして。 《参考データ》 ・本文データは「pdf」 ・原稿用紙:22,959文字=57頁強 ・スマホ版:25×25換算=46頁 ・掲載時期:2014年12月~2015年2月の間
【また逢う日まで】
【空路後路】 俺達は本当に知らされてなかったんだ。 沖田さんが副長指示で別行動を取っていたなんて。 【神威と総悟の話(閑話休題的裏話(捏造編))】 本誌(2014年12月~2015年2月間の)ネタバレシリーズ第二弾。 沖田と神威と人殺しの目をテーマに、「神威と総悟が再会したら」の設定を捏造。 当時(2015年1月頃)の怒濤の展開の息抜き的に一気書き。 【超冒険的夢想奇譚】 サボりの習慣がこんなところで役に立つとは思わなかった。 沖田は町外れの、今は廃寺となっている本堂の奥で横になりながら、今日で何日経ったが考えてみたが、実はたった五日しか経ってなかったことに逆に愕然とする思いだった。もう何年も会えてないような、そんな気持ちでいたから。 【隊服賛歌】 「おめぇ、これって……」 「ええ、そうです。隊士全員の制服です」 【隊服謳歌】 夜はいつだって自分の時間だった。 土方の決めたシフトを守るのは嫌いだったが、夜番は比較的好きだったのであまりサボることはなかった。 【隊服声明】 「沖田隊長!」 そう呼び止めてきた声は、残念ながら聞き間違えようがないまでに聞き慣れた人物のものだった。 【隊服無二】 自分達の行動が浅墓だったとは思わない。 だって副長は言ったのだから。最後の最後に俺達に笑いかけ、「お前達は真選組だ」と言い切ったのは副長以外の誰でもなかった。 【隊服堵列】 小雨降る中、堵列した隊士全員に迎え入れられた副長は、どんな気持ちで俺達を見ていただろう。