卒業生が綴る、廃村の学校跡整備と花壇に込めた想い

　オホーツク海に注ぐ渚滑川水系オシラネップ川沿いにある農山村 上雄柏（かみゆうはく）は、過疎の進行で平成19年に無住となった。 　だが、小中学校跡は整然としており、跡地碑の背後には花壇がある。その整備は１人の卒業生の手で行われたという。そこにはどのような想いがあるのだろうか。

《目　次》 　　滝上町・上雄柏の所在地　 １　上雄柏のあらまし ２　学校の歴史 ３　集落の様子 ４　それぞれの想い ５　郷里における決意 ６　一大プロジェクト ７　苦労話など ８　なぜ滝上町を離れたのか ９　その後の状況 10　おわりに 　　上雄柏の離村時期について 　　オシラ花畑整備記録 　　花畑写真（スイセン、シバザクラ） 　　参考文献・謝辞

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