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ティヴェラへの報復を実行すべく、行動を開始するエルト。そんな彼の計画から旧エーカム領の知己を守るべくナラカは奔走する。一方で友人のグラネットが下手人として引き立てられてしまったヴィアレは、ティヴェラでの王宮勤めにて得た友人とエルトへの恩義の狭間で迷っていた。
ティヴェラに巣くう影と、シャルヴァに渦巻く陰謀。理想郷に降り立った外界の者たちは、思うままに、あるいは意図せぬままに波乱を引き起こしていく。その果てに、渦中へと躍り出た番狂わせたちは何を思うのか。
表紙は神崎生也様に描いていただきました。