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ここではないどこか、『大いなる神』への信仰が正道とされる世界。
かつて稀代の歌姫と評されていたクラリッサは、引退後南の島へ一人旅する──つもりであった。しかし彼女を乗せた船は嵐に遭遇、船より脱出したクラリッサも大海へと投げ出される。
どうにか一命を取りとめた彼女が流れ着いたのは、地図にすら記載されていない絶海の群島。そこでクラリッサが目にしたのは、眩しすぎる陽光から守られぬ白い少年だった。
天翔る太陽神を信仰する、『赦された民』たち。その枠組みから外れた二人は、日陰にて何を思うのか。
表紙はマルイツブラ様に制作していただきました。