結崎剛歌集『幸福な王子』(港の人)刊行記念トークイベントを文字起しして頂きました(鎌倉「珈琲とお酒 プラテーロ」)。
古代日本神話の歌の研究者・猪俣ときわさん(都立大教授)を聞き手にお迎えし、結崎剛短歌について、「異類に成る」「放蕩」などを鍵に共にお話しして頂きました。
歌集『幸福な王子』の絶好の副読本であるとともに、古代の歌と現代の歌とが出会う、広くうたについて語らった、面白い読み物に仕上がっております。
全28頁 表紙フルカラー A5版
目次
はじめに
蕩児 ―放蕩する歌人
鏡階段 ―戯書する歌人
青空の函 ―ゴミ箱に成る歌人
幸福な王子 ―木に成る歌人
掛詞・夢・翻訳
記憶と韻文