孤島の贄 Sacrificial arrow 作：黒文字炉満 システム：新クトゥルフ神話TRPG 　船旅の途中、巨大な嵐に巻き込まれて遭難してしまった探索者たちはとある島へと流れ着く。そこで出会った少女は強い意志の籠った目で探索者たちを見つめる。 「ボクたちはこの島における社会不適合者だが、私たちの考えが間違っているとは思えない。」 冒涜的な神秘満ちる島で異端者の戦いが幕を開けた。 　 01.シナリオについて 舞台は現代。日本の絶海の孤島。季節は夏である。島クローズドのようなものだ。 ◯推奨技能 〈隠密〉〈回避〉〈聞き耳〉〈近接戦闘〉〈跳躍〉 〈射撃（弓）〉〈応急手当〉〈対人技能〉〈目星〉 ◯推奨探索者 　このシナリオはかなりの高難易度シナリオであるため、極端に低いステータス（30以下の能力値が3つ以上など）は避けるべきだろう。 ◯推奨人数 1～4人 1人の場合はKPがKPCを作成し、KPがAルートの探索者を操作する。バランス的に最も推奨するプレイ人数は2人以上であるが、時間的には1人が最速である。 〇推定プレイ時間 半テキセ：12～16時間 ○注意事項 高ロスト高難易度 バッドエンドあり 持ち物ロストの可能性あり 02.事前情報 　探索者たちは偶然同じ船に乗り合わせたか、あるいは一緒に旅行をしていたかはわからないがとにかく船に乗っているところから物語は始まる。 ※当シナリオは2022年の夏に作成し、所属サークルの新刊におまけとして付属させたものほぼそのままです。 ※最近の作風と異なります。どちらかというと『神童』と似た空気感のシナリオです。ノットクラシック。