※以前のバージョンからアップデートする際は上書きせずに一度、Asset > Editorフォルダ内のSearchInParentWindow.csを削除してからインポートし直してください。コンパイルエラーが出る可能性があります。 この拡張Editorは、Unityエディタ内で特定の親オブジェクトの中に含まれるオブジェクトを効率よく検索するためのエディタ拡張です。このツールを使うと、指定した親オブジェクト内で、指定した名前やコンポーネントを持つオブジェクトのみを検索できるようになります。 主な機能 １、オブジェクト名による検索 検索テキストを入力することで、親オブジェクト内で名前が一致するオブジェクトを簡単に見つけることができます。 ２、コンポーネントフィルター機能 検索対象のオブジェクトが特定のコンポーネントを持っている場合に限り結果に含める、というフィルタリングが可能です。必要に応じて、コンポーネントフィルターの有効・無効をトグルボタンで切り替えることができます。 ３、多言語対応 ツール内の表示言語を英語と日本語から選択できます。言語選択メニューで「English」または「Japanese」を選ぶと、インターフェース全体が選択した言語で表示されます。 ４、検索結果の一覧表示 検索結果はスクロール可能な一覧で表示され、各オブジェクト名をクリックすると、そのオブジェクトを選択状態にできます。ShiftキーやCtrlキーを使った複数選択もサポートされています。 使用方法 １、Unitypackageをインポートします。 Unityメニューから Window > Orinal_tools > Search in Parent を選択し、SearchInParentWindowウィンドウを開きます。 ２、親オブジェクトを指定 「Parent Object」フィールドで検索範囲となる親オブジェクトを指定します。 ３、検索テキストを入力 「Search Text」フィールドに検索したいオブジェクト名の一部または全体を入力します。 ４、コンポーネントフィルターの有効化 特定のコンポーネントを持つオブジェクトだけを検索したい場合は「Use Component Filter」にチェックを入れます。コンポーネント名をフィルター入力欄に入力し、さらにフィルタ結果のドロップダウンから特定のコンポーネントを選択することで、そのコンポーネントを持つオブジェクトのみが検索対象になります。 ５、検索ボタンをクリック 「Search」ボタンを押すと、指定した条件に一致するオブジェクトが一覧で表示されます。 ６、検索結果の操作 検索結果リストからオブジェクト名をクリックすると、Unityのヒエラルキー内でそのオブジェクトが選択されます。ShiftキーやCtrlキーを使って複数選択も可能です。 応用例 ・特定のコンポーネントを持つUI要素のみを探す 例えば、UI要素の中で「Button」コンポーネントを持つオブジェクトを一括で検索する際に便利です。 ・特定の名前を含むオブジェクトの管理 特定の名前（「Enemy」や「Checkpoint」など）を含むオブジェクトを素早く検索して編集ができます。 ＊個人的にVRChatでUnityを使用しているので、VRChatタグを追加しておりますが、通常のUnityでももちろんご使用頂けます。 ・更新履歴 ●2024/10/25 ver1.00 ・配布開始 ●2024/11/30 ver1.1 ・検索対象をシーン全体にも出来るように対応