【CoC6th】葬儀場にて命ともす
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一緒に死ぬなら貴方が良いと思ったんです。 Call of Cthulhu 6th Scenario 葬儀場にて命ともす
シナリオ概要
葬儀場 × 第一発見者+刑事/警察 × 神話的事象 現代日本クローズド / Classic Style / 探索メイン / 刑事限定 人数: KPCを出してのタイマン 想定プレイ時間: 完全テキストセッションで4時間~9時間(RPに依る) シナリオ難易度: ★★★☆☆ ~ ★★★★★ ロスト率: 低 出目や選択によって精神的及び肉体的ロストがあり得る。 後遺症の可能性:有(END分岐により 有 / 継続に軽度の影響が出る) 発狂の可能性:有(短期・長期両方の可能性 有) 不可避の1d10/1d100級のSANC 有 継続探索者は条件・HOに沿った内容であれば使用可能。 新規探索者も可能。 推奨技能: <目星><聞き耳><図書館>。 <心理学>も使用機会はある。 略称は「ぎめもす」です。 (そう”ぎ”じょうにて”め”いと”もす”)
HO・PC条件等
[探索者側] 探索者は「警察」に所属している。 捜査一課や機動捜査隊、所轄といった捜査に積極的に関わる部署だと探索がスムーズにいくだろう。 描写のデフォルトは警視庁所属の刑事となっているが、KPの改変により所轄や他県警察所属も可能である。 ・事前情報 貴方はKPCの通報を受け、現場に一番に到着した警察だ。KPCは酷く動揺しており、彼/彼女が落ち着くまで現場に立ち入らずずっと傍にいた。KPCの大事な人は部屋の中心で首を吊って死んでおり、事件性もなく遺書も見つかったことから『自殺』という判断が下された。検視を終えた遺体は遺族に返され、葬儀が執り行われることになった。 貴方はその葬儀に参列することになっている。 ※KPCの大事な人とは生前面識はない。 KPCとも、通報を受け駆け付けた時が初対面である。 [KPC側] 職業、性別、年齢は問わない。 大事な人の自殺現場を目撃し、取り乱してしまったところを初対面のPCに宥められた。 また、KPはKPCの大事な人を作成しておきPC側に周知すること。 大事な人は外国籍でも構わないが、日本で火葬されることが条件となる。その為、外国籍の大事な人はシナリオ製作者からは非推奨である。 シナリオ内のKPCのセリフは口調やKPCさんの性格に合わせて改変してください。 ▽ 大事な人について設定すること / PLに事前に周知する事項 ・大事な人の年齢 ・大事な人の性別 ・容姿の特徴(髪の色や顔つき、体格、人種 等) ・KPCとの関係性(家族、親友、恋人 等) !:注意事項 大事な人の復活は ”ありません”。 最初から最後まで死人のままです。
想定される地雷要素
下記の要素が含まれます。 精神的に不安定である場合や、希死念慮を抱いている方はプレイしないでください。 本シナリオは自殺教唆をする目的で制作されたものではありません。 KP/PLで入念な地雷チェックを行い、問題がない場合のみ自己責任にてお遊びください。 PCの感情の指定/強制(一時的、場面的であり永続ではありません) 自殺に関する描写 自殺教唆描写 1d10/1d100級のSANC 動物の死に関する描写(探索者やKPCが生死に関与することはありません) 人の死に関わる描写(グロテスク描写はありません) KPCの感情指定 KPCの過去に関する設定の付与(大事な人を失ったことと、それに付随する1週間未満の行動について) 同梱立ち絵はPixAI「Sunflower」を使用し作成しています。AI生成立ち絵が苦手な方はご注意ください。
Story
ゆらゆらと揺らめく炎の向こうで、そっと弧を描く口をただただ見ていた。 立ち込める霧の向こうで、ゆっくりとこちらに伸び行く無数の手をただただ眺めていた。 それらとともに、貴方を迎え入れるように。 それらとともに、貴方を愛するように。 目を細めて慈愛の表情を浮かべたひとは、呟いた。 ――一緒に死ぬなら、貴方がいいと思ったんです。
注釈
本作品は【11dogs_2024】企画参加作品です。 本作は、「 株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc.; all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」
更新履歴
2024年11月11日 α版公開