PMXエディタ用プラグイン MagiImport
- ダウンロード商品¥ 0

<概要> PMXエディタで開いているモデルに、別のモデルをインポートするプラグインです。 PMXエディタ搭載のインポート機能とほぼ同じですが、インポート時に位置合わせをするための機能を追加しています。 本プラグインはPmxBuilderに対応しています。 <背景> モデル製作/改造においては、モデルを分割して管理したい場合があります。たとえば、胴体が共通でリボンが異なる複数のモデルを製作する場合は、1つの胴体モデルと複数のリボンモデルのみを製作し、配布する際にのみ胴体にリボンをインポートするのが合理的です。このようにすれば、後から胴体の不具合などを修正する際の手間が1回で済みます。 しかし、PMXエディタのインポート機能で上記のような運用をすると、分割した境目が移動するような修正は絶対にできないという問題があります。上記の例で、たとえば胴体の身長を変更してしまうと、リボンをインポートした際に位置が合わなくなってしまいます。 もし、インポート先モデルとインポート元モデルに目印が設定できて、インポートする際に目印が一致するように位置合わせができれば、この問題は解決します。上記の例では、胴体とリボンのそれぞれに「リボンの位置」の目印を設定しておけば、胴体の身長を変更しても正しい位置にリボンをインポートできることになります。 <本プラグインの機能> 基本的には、PMXエディタに搭載されている「インポート」機能で「追加」方式を選択した場合と同等の機能です。ただし、それに加えて下記の機能を持ちます。 【位置合わせボーン機能】 インポート先のモデルとインポート元のモデルの両方に「[MagiImport]」で始まるボーン(位置合わせボーン)がある場合、それらが一致するように位置合わせしたうえでインポートします。位置合わせの際は、位置合わせボーンの位置が一致するように平行移動するほか、表示先(相対)が設定されている場合、その方向が一致するように回転を行います。 【ダミーモデル機能】 インポート後の見た目を確認するために、形状のみを持つモデル(ダミーモデル)としてインポートする機能です。具体的には、頂点・面・材質のみインポートし、それ以外には一切変更を加えないようにインポートします。ダミーモデルが不要になったら、「[MagiImport]」で始まる材質をすべて削除すれば、インポートする前の状態に戻すことができます。 など、ダミーモデルとしてインポートする場合も、位置合わせボーン機能は有効です。 <使い方> 【インストール】 「MagiImport.dll」をPMXエディタのプラグインフォルダに入れてください。 【実行】 1. PMXエディタでインポート先モデルを開き、「MagiImport」を実行します。 2. インポート元モデルを選択します。 3. ダミーモデルとしてインポートするかどうかを選択します。 【実行(PmxBuilder)】 本プラグインはPmxBuilderに対応しています。コマンドは下記の通りです。 MagiImport (インポート元モデルへのパス) なお、PmxBuilderから実行する場合は下記の違いがあります。 ・使用済みの位置合わせボーンが削除されます。 ・インポート元モデルのテクスチャが、PmxBuilderの出力先パスにコピーされます。 ・ダミーモデル機能はありません。