【1/80 16.5mm】【3Dデータ】A-155型直線軌道スラブ 61.5㎜
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1/80、16.5㎜ゲージ(16番、HOゲージ)用の軌道スラブの3Dデータです。 3Dデータを出力可能な環境をお持ちの方向けのデータ商品となります。 1枚の長さは61.5mm、4枚つなげると246㎜となります。 code83(レール高さ0.083インチ)レールを差し込むことで、スラブ軌道を再現できます。 KATO製のHOフレキシブル線路や、HOユニトラックのレールが同規格(code83)ですので利用可能です。 外観は在来線用「A-155型スラブ」と「直結5型」レール締結装置を再現しています。 code83レールを使用した場合、路面からスラブ下面までの高さが5.6mmとなります。4mmのプラ板やコルクボード、ゴムマットなどを挟むことでKATOのユニトラックと高さを揃えることができます。 スラブ同士の接続面にはφ5.1の切り欠きがありますので、位置決めに使用する突起はφ5.0のプラ棒などをご活用下さい。 光造形3Dプリンターなどで出力してご使用下さい。 線路締結金具のモールドは折れやすいですので、組み立て時の扱いにご注意下さい。また、締結金具のモールドにサポート材を取り付けますと、レールを差し込む隙間が塞がってしまうことがあります。 なるべく線路締結金具のモールドにはサポート材をつけずに出力して下さい。 内容ファイル(zipファイルに格納) 軌道スラブ_S61.5_A-155_5.stl(造形出力用) 軌道スラブ_S61.5_A-155_5.step(データ編集用) スラブ軌道について 国鉄が戦後に実施した輸送力近代化事業では、既存の在来線の電化工事や高速新線への線路付け替え工事が全国各地で行われました。この際、来るべき将来、列車速度の向上や運行頻度の増加から、従来のバラスト道床の軌道では、多くの保守作業が必要になることが予見され、経済的合理性の観点から軌道狂いが生じにくい新しい軌道構造を開発することが求められました。 こうした中で、コンクリートで製造された軌道スラブを路盤の上に一定のスパンで設置し、ここにレールを締結する方法が考案され、「スラブ軌道」として山陽新幹線の建設で大々的に使用されたことを皮切りに、全国各地の高速新線に導入されることとなりました。 A-155型軌道スラブについて 在来線用の軌道スラブは当初輸送頻度の多い1~2等級線区用に「A型」として「A-151型~A-156型」までの6種類が開発され、それぞれ勾配や曲線半径の大小や路盤の状態、明かり暗がり区間用で用途が分かれていました。 「A-155型」は在来線用A型スラブの中で最も普及しているもので、線形や環境を問わず使用できる柔軟性の高さが利点です。 在来線用のA型スラブは、151型から154型までレール座面が溝になっており、この溝の肩でレールにかかる横圧を受け止める構造になっていました。しかし、大量降雨時に溝に雨水がたまり、線路の絶縁性能が低下する、溝の形状から曲線半径の制限が大きく、使用箇所がトンネル内の直線区間などに限られる、などの課題も挙げられていました。 A-155型では従来のレール座面にあった溝を廃し、スラブ上面を平面とする形状が採用されました。この形状によって、雨水による信号障害の心配も軽減したことから、線形や環境を問わず様々な箇所で使用できるようになりました。 さらに、スラブそのものの製作が容易になる、レールを締結する際も左右方向に大きく調整幅をとることができるなど多くの利点があり、その後の軌道スラブのスタンダード形状となりました。 直結5型レール締結装置について A-155型と合わせて導入されたレール締結装置です。タイプレートと呼ばれる板を介してレールとスラブを上下左右方向に剛性結合することで、レールにかかる横圧をスラブに伝える方式となっています。直結4型より左右方向の調整幅を広く取れることから、曲線区間においても使用されています。
利用規約
1.はじめに 本品は3Dデータ形式での販売です。 本品を購入された方は、本規約に同意されたものとみなします。本データは著作物であり、著作権は合同会社日本平精密模型に帰属します。 本データによって生じた損害について、当方は一切の責任を負いません。 2.データの取り扱いについて 本データは3Dプリンターで造形することを前提とした商品です。3Dプリンターの扱いを含め、造形にはある程度の経験と知識を必要とします。 造形の向きや造形時のパラメーターは、お手持ちの機材やお使いの材料特性によって異なります。ユーザー様で調整をお願いいたします。 ユーザー様の環境に製品データのジオメトリが適合しない場合は、3Dcadソフトで編集用のstepファイルを開き、各種ジオメトリを変更してください。 データを再配布することや、再販売することはおやめください。 3.禁止事項 以下の行為を禁止とします。 ⑴商用、非商用問わず、本データのジオメトリに一切の改変を加えることなく再配布または再販売すること ⑵本データのジオメトリに一切の改変を加えることなく3Dプリンターで出力造形した物を販売すること ⑶その他公序良俗に反する行為に利用すること