【1/80 16.5mm】【3Dデータ】A-151(A-153)型直線軌道スラブ 61.5㎜
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1/80、16.5㎜ゲージ(16番、HOゲージ)用の軌道スラブの3Dデータです。 3Dデータを出力可能な環境をお持ちの方向けのデータ商品となります。 1枚の長さは61.5mm、4枚つなげると246㎜となります。 code83(レール高さ0.083インチ)レールを差し込むことで、スラブ軌道を再現できます。 KATO製のHOフレキシブル線路や、HOユニトラックのレールが同規格(code83)ですので利用可能です。 外観は在来線用「A-151型スラブ」と「直結4型」レール締結装置を再現しています。 code83レールを使用した場合、路面からスラブ下面までの高さが5.6mmとなります。4mmのプラ板やコルクボード、ゴムマットなどを挟むことでKATOのユニトラックと高さを揃えることができます。 スラブ同士の接続面にはφ5.1の切り欠きがありますので、位置決めに使用する突起はφ5.0のプラ棒などをご活用下さい。 光造形3Dプリンターなどで出力してご使用下さい。 線路締結金具のモールドは折れやすいですので、組み立て時の扱いにご注意下さい。また、締結金具のモールドにサポート材を取り付けますと、レールを差し込む隙間が塞がってしまうことがあります。 なるべく線路締結金具のモールドにはサポート材をつけずに出力して下さい。 内容ファイル(zipファイルに格納) 軌道スラブ_S61.5_A-151_4.stl(造形出力用) 軌道スラブ_S61.5_A-151_4.step(データ編集用) スラブ軌道について 国鉄が戦後に実施した輸送力近代化事業では、既存の在来線の電化工事や高速新線への線路付け替え工事が全国各地で行われました。この際、来るべき将来、列車速度の向上や運行頻度の増加から、従来のバラスト道床の軌道では、多くの保守作業が必要になることが予見され、経済的合理性の観点から軌道狂いが生じにくい新しい軌道構造を開発することが求められました。 こうした中で、コンクリートで製造された軌道スラブを路盤の上に一定のスパンで設置し、ここにレールを締結する方法が考案され、「スラブ軌道」として山陽新幹線の建設で大々的に使用されたことを皮切りに、全国各地の高速新線に導入されることとなりました。 A-151型軌道スラブについて 在来線用の軌道スラブは当初輸送頻度の多い1~2等級線区用に「A型」として「A-151型~A-156型」までの6種類が開発され、それぞれ勾配や曲線半径の大小や路盤の状態、明かり暗がり区間用で用途が分かれていました。 「A-151型」は在来線用A型スラブの中で最も初期に開発されたもので、主にトンネルや駅構内などの暗がり区間の直線で使用することを想定して設計されました。 スラブ面に溝が彫られており、この溝部の肩でレールの横圧力を支える構造となっています。こうした特徴から「レール座面式」スラブと呼称されることもあります。 ただし、この構造は大量降雨時にはレール座面に溝に雨水がたまり、レールが水につかり絶縁抵抗を低下させることが懸念されたため、その後改良型としてレール座面からスラブ側面にかけて水抜孔を設けた「A-153」型が開発されました。 ※A-151型とA-153型の外見上の差異はほとんどありません。 直結4型レール締結装置について スラブ軌道用のレール締結装置の中では比較的シンプルな作りで、レール座面式スラブで主に用いられている締結装置です。従来のバラスト道床線路の枕木の固定と同様に、一本のボルトで板バネとレール、路盤を挟み線路を締結しています。 締結装置の左右にくさびを挟むことで、レールにかかる横圧をスラブの溝の肩に伝達し分散させています。構造は単純で保守整備も容易なため、同形式の締結装置はA-151~154型スラブと組み合わせて多数使用されています。
利用規約
1.はじめに 本品は3Dデータ形式での販売です。 本品を購入された方は、本規約に同意されたものとみなします。本データは著作物であり、著作権は合同会社日本平精密模型に帰属します。 本データによって生じた損害について、当方は一切の責任を負いません。 2.データの取り扱いについて 本データは3Dプリンターで造形することを前提とした商品です。3Dプリンターの扱いを含め、造形にはある程度の経験と知識を必要とします。 造形の向きや造形時のパラメーターは、お手持ちの機材やお使いの材料特性によって異なります。ユーザー様で調整をお願いいたします。 ユーザー様の環境に製品データのジオメトリが適合しない場合は、3Dcadソフトで編集用のstepファイルを開き、各種ジオメトリを変更してください。 データを再配布することや、再販売することはおやめください。 3.禁止事項 以下の行為を禁止とします。 ⑴商用、非商用問わず、本データのジオメトリに一切の改変を加えることなく再配布または再販売すること ⑵本データのジオメトリに一切の改変を加えることなく3Dプリンターで出力造形した物を販売すること ⑶その他公序良俗に反する行為に利用すること