馬場孤蝶訳「極北の秘密」
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セクストン・ブレイク探偵の第4弾!! 凍てつく極北の大平原とロンドンの下町 大金塊をめぐって起きた、謎の殺人事件 初出→『現代』大正10(1921)年10月号~大正11(1922)年6月号 大正11年1月号と4月号は休載 新書版112ページ・編集 湯浅篤志 (ヒラヤマ探偵文庫41・2026年5月4日発行) ★セクストン・ブレイク探偵は、英国でシャーロック・ホームズと並んで、皆に愛された物語上の名探偵である。彼を主人公とした物語はさまざまな雑誌に書き継がれている。一人の作家が紡ぎ出す名探偵の物語ではなく、数多くの作家たちによって創作された探偵物語であるところに特徴があった。 本巻に収録したセクストン・ブレエク探偵譚は、馬場孤蝶訳の「極北の秘密」である。大日本雄弁会発行の総合雑誌『現代』に、大正10(1921)10月号から大正11(1922)年6月号まで掲載された。しかし、この連載には原作名と原作者名が記されていなかった。表題には「探偵小説 極北の秘密 馬場孤蝶」とあるだけだった。挿画は、高畠華宵。 調査の結果、原作名は "The Secret of the Frozen North" であり、"THE SEXTON BLAKE LIBRARY 163" に収録されたものであり、原作者は、ウィリアム・ウォルター・セイヤー(William Walter Sayer)だとわかった。セイヤーは、森下雨村訳「謎の無線電信」(『中学世界』大正10年4月号~11月号、ヒラヤマ探偵文庫21所収、2022年5月発行)と同じ作者である。 凍てつくグリーンランドの大平原で事件は起こった。犬ぞりは大きな荷物を運んでいたのだが、その中身は大金塊だった。なぜ、こんなところにたくさんの金塊があるのか? 一方、英国ロンドンの下町で殺人事件が起こった。動き出すセクストン・ブレイク探偵。極北の大地とロンドンの大都会で起きた事件は、はたして何か関係があるのだろうか? 【Boothでご注文された方への特典】 馬場孤蝶訳『極北の秘密』(ヒラヤマ探偵文庫41)を、ヒラヤマ探偵文庫JAPANのBoothで注文された方には、以下の特典があります。 馬場孤蝶は、『サンデー毎日』大正11(1922)年9月24日号で「探偵小説の興味の核心 読者はどういうふうにつられていくか」というエッセイを書いていました。それを現代テキスト版(A5版4ページ)にしましたので、おつけしたいと思います。 このエッセイは、大正11(1922)年における「探偵小説」の流行の話から始まり、通俗小説と探偵小説の区別を述べて、エドガー・アラン・ポーのいくつかの作品を分析し、探偵小説に、なぜ読者は惹かれるのかを語っていたものです。 面白くて、探偵小説に興味が湧く、そんな当時の「探偵小説」理解がわかる内容になっています。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

