『カワセミの来ない季節』 【ボイスドラマ台本/商品利用・配信可能】
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・試し読み有ります(下記に600字数) ・函館戦争×5・15事件をモチーフにした パラレルワールド。 架空の鎖国国家を舞台に、歴史の狭間に 沈んだ若き海軍将校の葛藤を描く会話劇。 【ボイスドラマ用・掛け合い台本・男・女】 ・不要な説明セリフを削ぎ落とした 「引き算の美学」が特徴。 声のトーンや息遣い、沈黙(間)の演技力を 試したい声優・役者様の練習用やボイスサンプルに適した作品です。 *利用規約* 本台本は購入後に以下の範囲で自由にご利用 いただけます。 〇配信・動画での使用(収益化含む) 〇イベント使用 セリフの変更 ×(守ってほしい事)台本の二次配布 自作発言 *お願い*(クレジット表記) 台本を配信や公開する際は、クレジット表記 を願います。 作品名・BOOTHのURL 沢登林太郎(脚本)など、シンプルで良いのでぜひお願いします。 *サンプルとして作品から一部抜粋。 (試し読みです) NA(ナレーション)1932年。春の穏やかな波しぶきを、軍服姿の二人の男が 甲板から眺めている。 翡翠《ひすい》(27歳) 絶好の訓練日和だ。 猛《たけし》(27歳) だが物足りん。海が荒れてくれなければ訓練に ならんぞ。 SE(効果音) 海鳥の鳴き声 翡翠:長い航海訓練も無事に終われそうだ。 明後日にでも小樽へ入港できるぞ。 猛:もう五月か。 翡翠:エゾ桜も満開だろう。 SE トッ トットッ 《甲板をゆっくり 歩く・数人》 海軍候補生たち(14歳~16歳) 失礼します将校殿。朝食の用意が整いました。 猛:先に済ませ。 候補生A:承知しました。 猛:いや待て、お前たち。艦内は駆け足だぞ。 忘れるな。 候補生全員:はい。 SE 駆け足 翡翠:相当なもんだな。こんな狭く、窮屈な 艦内をわざわざ走らせるなんて。 こんな掟が今も続いているなんて。 猛:部隊を機敏に動かすためだ。 我がエゾ共和国海軍の伝統だろう。 翡翠:海軍創立以来の謳い文句だ。 もう半世紀も経つのに。 猛:日頃からやらんとな、もし有事の際に 何もできん。 翡翠:有事の際にか、これまでも理不尽な 規則にも耐えて きたが、くだらん。 猛:お前は海軍として、いや将校らしからぬ。 翡翠:なあ毅。創立以来一度も戦争など していないのに このような無意味な掟など不要だ。 SE 海鳥 鳴く SE さざ波 三笠《みかさ》(58歳)お前たちよ。 戯れる暇があるのなら早く食事をせよ。 翡翠:はい、艦長殿。
