北条政子 ~華やかなシエイクスピア劇場~ 【15分で演じる人形劇・台本】
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おおよそ15分前後の人形劇台本 ◆利用規約◆ ・使用の際は、クレジット表記をお願い致します。 【例:沢登林太郎 BOOTH・URLなど) ・事前連絡なしで使用可能 ・演出・動き設定などは目安なので、ご自分の好みに合わせて変更して下さい。 ・↓に試し読み記載(一部抜粋) 〇お寺の境内・階段手前(夜) 月あかり 頼朝ー静かに月を見上げる 頼朝「はあー。ワタシには自由がない。このような小汚い寺に、隠れるような 生き方を、いつまで続けるのか。はあー」 〇階段下 政子(泥・汚れた着物) 月あかりのスポットへ入り込む 頼朝「なんと、政子か」 月あかりー交互に二人を照らす 政子「はあ、はあ。ようやく着いたわ。はあ、はあ」 頼朝「ずぶ濡れ、ではないか」 政子 心の声 「大雨のなか、山をこえてきたのよ、はあ、はあ。息が苦しいわ」 頼朝 心の声 「泥まみれの姿。まるでモグラのようじゃ」 (一部抜粋)↓ 別のシーン SE 夜風の音 政子「ああ、頼朝。なぜあなたは頼朝なの。 源氏の名を捨てて、この政子を愛すると誓って。 そうすれば、わたくしも北条の名を捨てるわ」 頼朝「よし、源氏を捨てようぞ」 SE テン・テンテン(三味線・小太鼓) 政子-コケる・立ち上がる 政子「ちっ、違うでしょう頼朝さま」 政子 心の声 「名を捨てろと言ったのは、シエイクスピアのジュリエットを 演じただけよ」 頼朝ー月を見上げる 頼朝「ああ、気まぐれな月よ。ワタシは悲しみで青ざめている。 嫉妬深い平家によって、行く手を阻まれている。 もう、なにもかも嫌じゃ。源氏など捨てよう」 政子「待ってー。そんなことをしたら、平家を倒せないでしょう。 あとねー。あなた声が大きいわ、見張りの者に聞こえたら どうするのよ」 頼朝 心の声 「お主の方が、でかい声じゃ」 ↓(一部抜粋)別のシーン 〇京都・後鳥羽天皇 (朝) SE 笛音 後鳥羽天皇「頼朝亡き今こそ、あの忌々しい幕府を捻りつぶすチャンス到来。 皆のモノ、全国へ伝えるがよい。 敵は鎌倉! 義時を討て!」 SE 和太鼓 政子《尼僧》ースポットライト 手紙読む 宗親ー政子よりも低い姿勢で隣にいる 政子「これが後鳥羽院からの手紙ー 義時の首を差し出せとは・・」 宗親「さようでございます。さすれば、御家人たちの身分は保証するとのこと 鎌倉の都は守ると書いてあります」 政子「これは、朝廷の罠。甘い毒を鎌倉に流し込む狙い。 義時ひとりを討てば、おのずと、御家人もろとも消すつもりじゃ」 宗親「なんと、我々に、仲間を裏切りに、させるつもりとは」 義時と家来(数人) 登場 〇政子の背後に(壁) 鎌倉武士の家紋が投影(明るい系の照明) 義時「姉さま! 宗親殿。 我々は降伏すべきか」 宗親「朝廷の本意は、義時様のお命だけではござらん。 鎌倉の時代を終わらせるつもりでござる」 義時「京都の都では、戦の準備が整っていると聞く」 家来たちーざわめく 義時「朝廷に逆らうことなど・・全国の武士を敵にしてしまうのか・・」 家来たちーため息があふれる 政子「皆の者!心をひとつにして聞きなさい。 そなたら、御家人の地位を築き上げた、頼朝公のご恩をお忘れか。 かつて源氏の名の下、命をかけて鎌倉の時代を作り上げた者たちの恩を。 その御恩は・・山よりも高く、海よりも深い。 鎌倉を裏切る者は、この場で、わたくしを殺してから行きなさい」 家来たち 心の声 「大義を忘れ、命おしさに怯える拙者はなんと情けない」 「政子様を、殺してから京の都など行けるか!そのような者など 鎌倉にはおらん!」 SE 刀を握る手が震える(音) 涙声(小さく) 政子「戦うべきか、戦わぬべきか。それが大事よ」

