「すべての差別に反対します」という言葉が持つむずかしさ。「自分らしくいたい」だけなのにプロテストせざるを得ないマイノリティのつらさ。それらにスポットを当てながら、あらためてプロテストに向き合う人間の物語を描く。
あらすじ
由良は恋愛感情、性愛感情がないアロマンティック・アセクシュアル。ある日親友の結婚式でブーケトスを受け取ってしまったこと、デモに出くわしたことをきっかけに「プロテスト」──抗議活動の世界へ足を踏み出す。
プロテストを通して「自分らしく生きる」ことを取り戻していく由良。けれど周囲からの無理解や正しく生きることのむずかしさは次第に由良をむしばんでいく。