Vestibule ★★★上級者向け！組み立て、調整に若干の経験が必要です★★★ カラーはリム/ボディです。 量産が難しいためお一人様2点までの制限を掛けさせていただきます。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ アヴァンチュール発売以後多くのユーザーからのフィードバックを頂き、改良していく中で生まれた一つの到達点がこのヴェスタビュールです。 アヴァンチュールには大きく3系統のプロトタイプが存在し、以前リリースしたアヴァンチュール(プロト)のバージョンは0315_5でした。本機はアヴァンチュールver.0312、つまり前作の3日前に作図されたものをフィードバックを元に再設計したものになっております。 アヴァンチュール系はどうやら幅を「狭く」するとブレが起こりやすいらしく、使えるギリギリの幅を狙ったものが前作の「アヴァンチュール」でした。それ故歩留まりの悪さ、ブレのない組付けの維持の手間があり改造方面でヨーヨーに理解のある上級者向けのヨーヨーとなっていました。 embryoはアヴァンチュールの形状に可能性を感じておりゆくゆくは多様な兄弟機を作りたいと考えています。 本機ヴェスタビュールは逆転の発想で幅を1mm広くしたことでブレを軽減し、既にアヴァンチュールをお持ちの方もそうでない方も楽しめるもう一つのアヴァンチュールとなっております。 先程出てきたヴェスタビュールの原型となったプロトタイプも実際に制作を行っていましたが、「普通に良すぎる」という理由で3日で大リニューアルを行いました。 しかし、その後の開発で得たノウハウを元に外観を変えずに再設計してみたところ、プラスチックの良さがぎっしりと詰まったアヴァンチュールの面影のあるアナザーバージョンと言える「なんか良い」ヨーヨーが出来上がりました。 幅が広がったことでブレにくくなったためアヴァンチュールよりもリム付近に肉を盛ることができ、インナーダブルリムと言えるほどに中心をえぐった形状も相まって重量配分が外側に寄っていることでアヴァンチュールのコンセプトであった直進性がさらに強化されています。 また、プラスチックの質感及び金属系素材との差異、ラウンドシェイプのパワフルさを色濃く表現するため重量は思い切った約75g(NYC黒×黒)としていますが、75gという数値から来るイメージほどではないゆったりとした安心感のあるフィーリングです。 前作よりもずっと大きくパワフルな印象を与えるリムもそうしたフィーリングを視覚的に支えます。 本来の目的は別にせよ幅広化、重量増加によってアヴァンチュールよりも飛躍的に性能が高まっておりますが、それらを影から支えるているのがパッドギリギリまで落としたエッジです。 エッジは投げ出しのフィーリングに強い影響を及ぼしますが、ヴェスタビュールにおいてはエッジが低いほうが違和感がなく、またローエッジの意義が活きてくると判断しています。 Vestibuleという名前にはアヴァンチュール(aventure)の語感に寄せつつアヴァンチュールの前段階から生まれた存在(玄関)、重力と直線加速度を司る感覚器官である前庭という意味が込められています。 ★★★★★★★★★★★★ おすすめセッティング 凹型ベアリング、柔らかめの厚すぎないパッド、Kストリングノーマルのような細めのストリングをお好みの長さにカット ★★★★★★★★★★★★ ハッシュタグ「embryoyo」でシェアしていただけると幸いです。