1/700 飯野商事 油槽船(タンカー)「第二鷹取丸」 1隻
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飯野商事は、大正期から鉄道省や海軍向けの石炭輸送を行っており、その為海軍燃料廠との縁もあって、昭和初期には各港湾間の小口の石油輸送に使用可能な小型油槽船(タンカー)の建造・用船の打診を受けていました。当時、外国からの石油輸入に使用する大型油槽船は民間・海軍ともに多少なり建造されていましたが、小口輸送に使用できるものは数が極端に少なく1隻の油槽船が使えなくなるだけで支障をきたす有様でした。 昭和恐慌直後の飯野商事に、小型とは言え新造タンカーを建造するのは資金面で厳しく無理を承知で自力建造を行ったのが「第一鷹取丸」でしたが、予算を超過し油もれなど多々難点があり、第二船として1931年に建造されたのが「第二鷹取丸」でした。これは、タンカー建造に実績のあった播磨造船所が建造したディーゼル主機の優秀船で、戦前建造の小型油槽船としての代表例でした。使い勝手の良さもあり、太平洋戦争開戦前から都度海軍の徴用を受けていましたが、1944年2月ラバウルへの石油輸送のため、寄港中に空襲に会い撃沈されました。 本キットは、「第二鷹取丸」の竣工時を再現したキットとなっております。また、第一・第三鷹取丸は、まったくの別船ですので、改造は困難と予想されます。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装組立キットとなります。また、船体と台座の切り外しにホビー用ノコギリ(レザーソー)などが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 また、エッチングパーツ・デカールなどは付属しませんので、ご了承ください。 完成時全長:約7.9cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日:2024年8月3日
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