1/700 鉄道省 鉄道連絡船「第一宇高丸型」 2隻 貨車機関車同封
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四国と本州を結んでいた宇高航路は、昭和に元号が改まった1926年頃から従来の貨車渡艀(非自航式のハシケに貨車を載せるもの)と曳船を使った貨車航送では輸送量の限界に迫ってきたため、関門航路や青函航路で運用されてきた自航式の貨車航送船の建造が計画され、1929年に建造されたのが「第一宇高丸」でした。 艀と同じ桟橋を用いる都合上小型なエンジンが求められたため、同航路初にして、鉄道省車両航送型連絡船として初めてのディーゼルエンジンを採用して建造されました。積み込み方法は船首から積込、航路上で1回転して対岸で船首から荷下ろしする方法が取られ従来の貨車渡艀の3時間の航海時間を1時間40分に縮めたうえ、貨車渡艀にはワム3両しか乗らなかったため、連結作業に1時間を要していたものも一挙に10両のワムを輸送できたことからかなりの時間短縮につながったとされています。 その後、追加で1934年「第二宇高丸」が完成しましたが、1937年に「第一宇高丸」が川崎汽船の「聖川丸」と衝突沈没。その後復旧され、戦前の宇高航路の主軸を成しました。二次大戦中には関門航路から転出した第一関門丸型や戦後、紫雲丸型と宇高航路を支えましたが1961年両船とも老朽化に伴う代船の建造により引退。「第一宇高丸」は解体されたものの、「第二宇高丸」は鹿児島県西桜島村に購入され日立造船にて「第二桜島丸」としてフェリーに改造され1972年まで桜島観光に用いられ同年予備船入りし、同年末売却されました。 ◆各バリエーションの特徴 ・昭和十二年前後 第一・第二宇高丸の昭和十二年前後状態です。第一宇高丸は竣工時から上甲板にブルワークが追加された状態で、第二宇高丸はほぼ竣工時の状態となっております。 ・二次大戦前後 第一・第二宇高丸の昭和十五年~昭和二十八年程度の時期で、第一宇高丸は船橋の拡張工事(詳細な施工時期不明)がされていて、第二宇高丸も船橋のラッタル位置が変更されてます。また、船橋後部に門型マストが追加された状態となっています。戦時中は機関銃が1基が配備されたとされてますが、詳細は不明です。 ★本キットでは、製造の都合上船橋部に実船にはない柱状のサポートがあります。あらかじめご了承ください。 3D光造形プリンター製で自宅造形となりますので、品質にばらつきがある可能性がございます。また、積層跡があり、未塗装組立キットとなります。また、船体と台座の切り外しにホビー用ノコギリ(レザーソー)などが必要です。接着は、瞬間接着剤+硬化促進剤を想定しております。 また、エッチングパーツ・デカールなどは付属しませんので、ご了承ください。 完成時全長:約6.9cm データ製作者:まったり造船課長 発売開始日 昭和12年前後:2025年2月23日 二次大戦前後:2025年3月20日