マイマイは見た エクソシスト編
- Digital350 JPY

不思議な炎を額に宿す白猫・マイマイは、 人間や霊、悪魔、神――あらゆる存在が抱える **「まだ選ばれていない未来」**を見る能力を持っている。 しかしマイマイは、世界を直接変えることはしない。 未来を見せることはできても、 選択するのは常に人間自身でなければならないからだ。 彼女が力を貸す相手として選んだのは、 特別な才能も名声も持たない、 平凡なエクソシスト・灰原 恒一。 霊は視えるが、圧倒的な力で祓うことはできない。 できるのは「話を聞き、迷い、決断する」ことだけ。 二人は、 祓うべきか、救うべきか、 正しさと優しさの狭間にある数々の難問に向き合っていく。 復讐を正義と信じる霊。 人を救うために人を犠牲にしようとする存在。 役目を失い、それでも世界に残ろうとする神。 マイマイはただ“見る”。 灰原に未来の断片を見せるだけで、答えは与えない。 選び、責任を負うのは、常に灰原自身だった。 やがて灰原は知る。 マイマイの炎は、世界を「整える」ための力であり、 それを完全に使えば、 世界は救われる代わりに、マイマイは消えてしまうということを。 最後の難問は、 世界か、白猫か。 正しさか、共に歩んだ時間か。 ――マイマイは見ている。 人が、人であろうとする瞬間を。 そして灰原は、 誰にも教えられていない選択を下すことになる。
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