偉人学 #20 ダ・ヴィンチ ― 散る好奇心をノートで束ねる(epub・PDF)
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趣味も勉強も仕事も、興味が移るたびに中途半端で終わってしまう。「何が専門ですか」と聞かれると言葉に詰まる。そんなふうに、散っていく好奇心に悩む人に向けた一冊です。散る好奇心を何千頁もの手稿に集め、問いをつけて育てた人の習いをたどります。 レオナルド・ダ・ヴィンチは、自分を「文字を知らぬ者」と呼ばれる側に置き、経験を師にすると手稿に書きました。ミラノ公への自薦の手紙では、できることを相手の困りごとの順に並べ、覚え書きには、知りたいことと聞く相手の名前を並べました。鳥の飛び方を何年も見続け、『最後の晩餐』では新しい描き方を試し、『モナ・リザ』は亡くなる時まで手元に置き続けました。本書は、J. P. リヒター編の手稿の版(1883年)、ミラノ公への手紙の下書き、ルーヴル美術館・最後の晩餐博物館・ハイデルベルク大学・ガリレオ博物館の資料を典拠に、同じ出来事を史料ごとに読み比べながら、時代の背景とともに読み解きます。没後に書かれたヴァザーリの『美術家列伝』は、伝え聞きの混じる後の伝記として扱い、そこにだけ出てくる話には【伝承】の印を付けて分けています。未完の多さは欠点としてではなく、最後まで見ることをやめなかった人の歩みとして読んでいます。 各章は、今の暮らしの悩みの場面(独学の社会人・子どもの習い事・再就職・夜の調べ物・職場の新しい記録・野鳥の写真・家庭菜園・町内会の冊子・中止された事業・親の記録など)、史料に残る場面、時代の背景、この本の読み方の順に進み、章の終わりに「今の暮らしに置き直す」「長く続ける土台」「今日の1手」の三つをまとめています。今日の1手は、10〜15分でできる小さな行動です。 【章立て】 第1章 「文字を知らぬ者」と自分で書く ── 学校で学んだ専門がなくても、自分の興味を信じていいのか 第2章 工房で何でも学ぶ ── 「一つに絞りなさい」と言われた時、広く学んだことをどう生かすか 第3章 できることを並べた手紙 ── 散らばった経験を、相手に伝わる形にどうまとめるか 第4章 やることリスト ── 次々に湧く「知りたい」を、どう手放さずに置いておくか 第5章 新しい技法の代償 ── 新しいやり方を試してうまくいかなかった時、どう受け止めればいいか 第6章 鳥を見続ける ── 一つの興味を、何年もかけて育てるにはどうすればいいか 第7章 体の中を描く ── 言われていることがばらばらな時、どこまで自分の目で確かめればいいか 第8章 同じ絵を手元に置き続ける ── 仕上がらない作品を、どう手元で育て続ければいいか 第9章 川の流れを変える計画 ── 大きな計画が実らなかった時、何が手元に残るか 第10章 最後の招き ── 散らばったままの記録を、最後にどう人に渡せばいいか 【分量】約5.1万字・全10章(まえがき・あとがき・出典一覧つき) 【形式】epub と PDF の2形式を同梱したダウンロード商品です。スマートフォン・タブレット・パソコンで読めます。 本書は歴史上の人物と逸話を題材にした読み物で、散っていく好奇心をノートで束ねる時の見方をまとめたものです。内容をどう生かすかは、読む方それぞれの状況と判断にゆだねられます。 note の有料記事「興味が次々に移り、どれも中途半端だと感じる時に|ダ・ヴィンチ 偉人学 #20・全10章」と同じ内容を、電子書籍の形にまとめたものです。 yukimura 偉人学 シリーズ 第二十巻/著: yukimura ・表紙の絵と本文の下書きに生成 AI を使っています。史実は史料と照らして直しています。 この巻を含む8冊のセット(¥4,980):https://ijin-hack.booth.pm/items/9064046
