『現代人 第三号』(紙版)
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2024年1月14日発行 80ページ 本格文芸誌『現代人』、結晶の第三号。創刊号はさやわか文化賞2023「紙媒体賞」を受賞。 ▼収録内容 〇巻頭言(高橋聖都) ○小説 あいけ「平地と魚類」 君は案内人に連れられるまま、関東のとある平地を進んでいく。社会にたいする嫌気が、君を、そうさせるのか。しかし、平地にいる人たちは、ひとかたならない。君はある者の家をたずねて、トビハゼの生きざまに目をひらかされていく。 ○小説 名取道治「矛盾を跳べ」 アナスターシャはフランスに住むロシア人。2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵略後、フランスでの居場所が静かに無くなっていく。むかしの声に責め苛まれた日、フランス人の友人から或る頼みをお願いされる。 ○小説 高橋聖都「純白のエンドロール」 飯山は仕事のかたわら、欲のほとばしるまま、女性をむさぼっている。それは寂しさを紛らわすためばかりか、ひとつの使命のように執行されている。おのれの汚さに自覚的に苦しみながら、この世の白いろと対峙していく。 ○小説 名取道治「トロティネットおばさん」 東京からボルドーに移住した私と妻は、無職で引きこもりのトロティネットおばさんとひょんなところから関わり始める。電動キックボードをテーマに据えた、かつて無い実験的小説。 ○著者コメント等
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