中道~どっちつかず~
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この本に興味をもってくださりありがとうございます! 【本作は】 ↓ “中道”をテーマにしたエッセイ集です。 "中道"というのは 仏教の教えの一つで、 極端な考えに偏ることなく、 何事も間の考えや行動を心掛けると上手くいくという考え方です。 筆者はこの言葉にフォーカスを当て、 世の中の悩みや答えのなかなか出ない事柄について考察を落としました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 本の内容 ▷人生における、筆者の処世術、物の考え方の紹介 ▶いま苦しむ方、頑張る方へ向けて、前を向くための提案 などを貴方へ伝えられるように 分かりやすく丁寧に書き上げました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ①漠然と考えていた疑問と向き合える ②答えの出ない問いに自分なりの答えを出す ③苦しい考え方、生き方から抜け出す ために、筆者が自分で行ってきた思考展開の一部をしたためています! 人間関係の悩みや、人生の不安は尽きません。 考えすぎて疲れてしまう筆者が、気楽に生きていけるようになった考え方を 貴方とも共有したいです! ぜひ、空いた時間に読んでみてください! ▽ これからもたくさんの読みやすいエッセイや短編集を本にしてお届けします! 新作の通知のため、ぜひ BOOTHのフォローをして 応援よろしくお願いします! また、割引キャンペーンやプレゼント企画の告知などもしますので、 SNSのフォローもよろしくお願いします! Ⅹ(旧Twitter):@say6novel 著者:セーイ6
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更にもう一話ぶん! noteかPDFで試し読み出来ます! note↓ https://note.com/say6novel/n/n5a802fce9fff ------------------------------ 『進退』 今、私はこのエッセイを書くことで前に進んでいる。 それまでの私は退くことこそしていないつもりであったが、立ち止まっていた人生であった。 進むこと、止まること、退くこと。 どれも生きることだと思う。 そしてどれも、褒められるべき素晴らしさと、改善すべき危うさを抱えていると思うのだ。 今、この本を読む貴方は進んでいるか、退いているか。 どちらであろうとも、それを応援したい。 そのために、現在、私なりの見解を共有しておきたい。 もし、この本の言葉や考えが少しでも貴方の目を開き、道を照らし、人生を豊かにすることがあれば、それを幸いに思う。 さて、前置きはこれくらいにして、進退についてだ。 先ほど、人生で立ち止まっていたと述べた私だが、人生において立ち止まるというのは退くことと同義に思う。 なぜならば、自分が立ち止まっている間も、どこかで前に進む人がいるからだ。 そう思うと、世界は相対的に前へ進んでいる。 まずはそれを私が実感していることをお伝えしておく。 それに気づいたとき、私は酷く焦ってしまった。 世界に取り残されること、それは怖いことだ。 理由も分からないが、孤独になるような感覚。 それを覚えた。 私が立ち止まってしまったのは、夢を諦めたからだ。 人には向き不向きがある。 それを努力で補えることもある。 しかし、私にとって夢を諦める理由は絶望的だった。 それはサッカー選手を夢見る子供が、事故で足を失ったような衝撃だった。 私には夢を叶える資格がない。 そう、世界に突き付けられた気がした。 これが二十代前半のこと。 私はそれから五年以上、足踏みを続けてしまった。 私が前に進み始めたのは、つい最近のことだ。 新しい夢として、こうして文字を書いている。 私の作品で、誰かの心が軽くなったり、小さな気づきや感動が生まれれば嬉しいと思う。 それこそが一つ目の「中道」。 夢は一つではないということ。 そんな風に思えるようになったキッカケがある。 考えが変わるまでの私は、夢を諦め、塞ぎ込んでいた。 生きる目標を失い、ただ茫然自失の日々を送っていた。 食べて、寝て、ダラダラと時を過ごすだけの生活。 なんの向上心も、人生の意味も持てずにいた。 もしかすると、この文を読む貴方にもそんな時があったかもしれない。 まさに立ち止まる日々だ。 今思えばそのとき、私は極端な思考に支配されていた。 “夢の叶わない人生に意味はない”と。 もちろん、そんなことはない。 今ではハッキリとその考えを否定できる。 いや、当時の私も心の中では分かっていたのだ。 夢敗れてもお腹は空く、家族や友達と話すこともある、眠くもなれば、明日もやってくる。 私が生きていることは、無駄ではなかったし、きっと誰かの助けや社会の一部であったのだ。 そう気づくキッカケは、親友の一言だった。 ある日、十年来の親友と食事に行った晩のこと。 燻っていた私に、彼は発破をかけてくれた。 もともと、足踏みをしている私を受け入れてくれていた人物で、私の心の傷もよく理解してくれていた。 だからこそ、私は甘えていたし、彼の前でだけは情けなく駄々をこねていた。 しかし、長く続くそれについに嫌気がさしたのか、彼は前に進み続ける人であったから私を置いていくのが忍びなくなったのか、こう言った。 「ずっと元気でいてくれよ。」 それは、私にとって簡単なことに思えた。 拍子抜けするほどに、意外な願いだった。 私は、「もっと頑張ろう」「一緒に夢を追おう」などと彼が言うと思っていた。 しかし、これは衝撃的な事実だった。 いつのまにか、世界はそこまで進んでしまっていた。 私は三十歳で、健康にも気を遣っていなかったのだ。 それは、足踏みを続けていた結果だった。 世界が進んでいたのではなく、私が止まっていた。 だが、私は救われた。 「健康でいる」 それだけでいいのか、と。 確かに、私は美味しいご飯を食べて、たまにどこかへ出かけて、映画を見たり本を読んだり出来ればそれで良かった。 それは思い描いていた夢を叶えた私とは、到底違う未来になるだろうが。 たしかに、それで幸せだった。 それは簡単なことに思えた。 何を頑張ることもなく、新しくやることは日々の食事管理と、軽い運動だった。 その過程で、身体を動かす趣味にも出会った。 それまでの自分がいかに雁字搦めだったことか。 新しい夢も、崇高な思想も、誰かの役に立つ気概もいらなかった。 それは、私にとって救いだった。 自分のために、親友のために、世界のために、一つずつ「誰かのために」が増えていけばいいと思う。 私は、全てを一度に解決しようとしていた。 そしてそれはとても難しく、一人の手に負えるようなものでもなく、夢を持つ以前の命題だった。 今、私は進む。 未来の自分が元気でいるために。 健康にも気を遣って、心も安らかに生きていく。 何が正解で、何が間違いか、まだ手探りだ。 それでも丁寧な暮らしや、新しい挑戦が楽しい。 この本も、ぼんやりとした新たな夢のための一歩だ。 前に進むことの気持ちよさ。 そして立ち止まることの怖さを、私は知っている。 ただ、一つ残しておこうと思う。 前に進むのは素敵なことだ。 私は、いや誰でも、進めるならば進もうとするはずだ。 しかし、貴方が進む間、足を止める人も多い。 車の信号待ちだ。 例え前の車に置いて行かれてたとしても、 正しい道を行けば、またいずれ次の信号で横に並ぶ。 追い抜くこともあるだろう、それでも後ろから追いかけてくる車がある。 言いたいのは、頑張りすぎてはいけないということ。 たまにブレーキを踏むことが、自然で当たり前だ。 進むこと、退くこと。 どちらも皆が順番にやっている。 取り残されることはない。 だから、私も心配しないで頑張ろうと思う。 三歩進んで二歩さがる。 少しだけ、どこかで前に行けていれば御の字だ。 ------------------------------ ここまで読んでいただきありがとうございます。 他にも多数の試し読みをご用意しております! 少しでも気に入った作品あれば、続きのご購入をご検討くださると幸いです! 今後とも応援よろしくお願いいたします。
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