続・平安文学のすすめ~日記文学を中心に~『なかみ博士の気になる学術系ニュース』2025年12月 冬号
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◆2020年秋の「日本古典文学のすすめ特集号」、コロナ禍の期間をはさんで、2025年8月の「源氏物語とその周辺」特集号、同年10月の「平安文学のすすめ特集号」で取り上げた枕草子と伊勢物語を取り上げました。本誌では今回、取りこぼしそうになった平安時代の日記文学を中心とした特集を組んでおります。 ◆具体的には、源氏物語の成立の裏側や中宮彰子の後宮事情の分かる ・紫式部の紫式部日記、 受領階級の娘と摂関家の男性の婚姻生活を詳細につづった ・藤原道綱母の蜻蛉日記、 幼少期から物語に触れてきた貴族女性の理想と現実の日々を振り返った ・菅原孝標女の更級日記、 2人の親王の間で揺れ動いた貴族女性の ・和泉式部の和泉式部日記、 女性に仮託して仮名を使い、土佐からの帰京を和歌を交えて記した ・紀貫之の土佐日記 の5作品です。 ◆今号では、上から3作品は(絵入りの)現代語訳やコミカライズ作品のレビューを通じて、紹介しています。下2つの作品は、『実はおもしろい古典のはなし 「古典の授業?寝てたよ!」というあなたに読んでほしい』(三宅香帆・谷頭和希著、笠間書院、2025年)の日記文学の箇所で取り扱いがあり、内容に触れています。
【特集】続・平安文学のすすめ~日記文学を中心に~
◆堀越英美等『紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む紫式部日記』のレビュー ◆岡本梨奈『面白すぎて誰かに話したくなる紫式部日記』(リベラル新書)を読む ◆漫画で読む蜻蛉日記~羽崎やすみ『NHKまんがで読む古典2 更級日記・蜻蛉日記』~ ◆漫画で読む更級日記~菅原孝標女著∕小迎裕美子作画『胸はしる 更級日記』~ ◆現代語訳と抄訳で読む更級日記~江國香織訳『更級日記』(河出文庫)と川村裕子編『更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』(角川ソフィア文庫)~ ◆中高生向けの元ラジオの日本古典文学の案内書~三宅香帆・谷頭和希『実はおもしろい古典のはなし 「古典の授業?寝てたよ!」というあなたに読んでほしい』:前編~ ◆中高生向けの元ラジオの日本古典文学の案内書~三宅香帆・谷頭和希『実はおもしろい古典のはなし 「古典の授業?寝てたよ!」というあなたに読んでほしい』:後編~
【詳しい内容について】
本誌の詳しい内容紹介のほか、もとになったブログ記事のリンクを貼っています: https://naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2025/10/09/130753
【商品データ】
・タイトル:『なかみ博士の気になる学術系ニュース』2025年12月 冬号 ・特集「続・平安文学のすすめ~日記文学を中心に~」 ・著者:仲見満月(なかみ・みづき) ・発行年月日:2025年11月2日日 初版 ・ページ数:80ページ(本文、モノクロ) ・サイズ:B5(高さ25.7×幅18.2センチ) ◆購入の際の注意点◆ ・表紙や本文の見本画像の色味は、デバイスの環境によって、異なる場合がございます。あらかじめ、ご了承下さい。
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