機関誌「連接車」第32号
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名古屋工業大学鉄道研究会機関誌連接車32号 MENU ■特集~名古屋近郊の新交通システム~ 本号の特集は名古屋近郊の新交通システムです!取り上げた路線は ・ピーチライナー ・ゆとりーとライン ・リニモ ・東山動植物園のモノレール の4路線です。 ピーチライナーは2006年に廃止になった新交通システムです。ピーチライナーにゆかりのある部員が構想から廃止までの歴史、桃花台周辺の交通の変化、路線と各地に散らばった保存車両まで全力で調査しました。 ゆとりーとラインの記事については、計画から開業までの歴史、そして乗車記録、ガイドウェイバスの特徴、さらに類似した交通システムについても触れています。 リニモについては実際に乗車し、2005年の愛・地球博の面影を辿りました。 東山動植物園には昔から小規模ながら見逃せない乗り物が走っています。この記事ではかつての湖畔電車、日本初のサフェージュ式モノレールである東山公園モノレール、そしてスカイビュートレインと3代に渡り調査しました。特に東山公園モノレールについては車体の図面や路線の詳細も取り上げてます。 ■個人投稿「遂に鉄道発祥の国へ」 念願のイギリス上陸を果たした会員の英国鉄道旅行記です。レールパスを用いてロンドン・ヨーク・エディンバラの3都市を基点に、イギリスの鉄道や観光名所を思う存分満喫してきました! 記事の概要は ・1日目…初の国際線体験と、日本では消滅してしまった客車寝台列車に乗車! ・2日目…快適なディーゼル高速列車HSTを利用して「英国のリビエラ」へと向かい、保存鉄道に乗車。人生初の英国蒸機に感動 ・3日目…「英国一忙しい駅」でロンドンの通勤電車と本線走行の蒸気機関車列車を見学。ロンドン交通博物館でロンドンの交通の歴史を学び、更に大英自然史博物館を訪れる。 ・4日目…世界初の標準軌保存鉄道であるブルーベル鉄道を訪問。ハリーポッターでお馴染みのコンパートメント客車や、貨車を牽く19世紀の美しい機関車等、英国保存鉄道の魅力を存分に味わう。 ・5日目…首都ロンドンから中世の街ヨークへと移動。途中元幹線の一部分を利用した保存鉄道、グレート・セントラル鉄道を訪問し往年の蒸機時代に擬似タイムスリップ! ・6日目…ヨーク最大の観光名所であるヨーク・ミンスターへの観光と、一生に一度は訪れたかった国立鉄道博物館(NRM)を訪問。世界最速の蒸気機関車である"Mallard"を始めとした膨大なコレクションに魅了される。 ・7日目…スコットランドの首都エディンバラへと移動し、世界遺産であるフォース鉄道橋を訪れる。また、エディンバラ城をはじめとするエディンバラ観光も楽しむ。 ・8日目…西海岸本線を利用してロンドンへと向かう。途中クルー・レールウェイ・センターではAPTの見学を行い、休業日にも関わらずなんと御厚意によって車内まで見せてもらえることに...! ・最終日…ヒースロー・エクスプレスでヒースロー空港へと向かう。 と、英国の鉄道や旅行先としての英国の魅力を存分に伝えられる旅行記となっております。また、付録として英国で走る客車寝台列車"Night Riviera Sleeper"のインターネット予約方法を図付きで丁寧に解説しています。 サイズ:A5 ページ数:203p(全ページモノクロ印刷です) 発行年月:2018年11月