その瞳に、翼は映るか
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【仕様】文庫/170p/¥1,100 カラーカバーつき 詳しいサンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10526386 「ぼく」から見た勝生勇利のスケート人生について。 もしくはヴィクトルの隣に並び立つために、長い時間をかけて勇利が自分の信じた道を進み続ける話。 当サークルの本がお手元にある方はすでにご存知かとは思いますが、 今回も、愛は銀盤の上でこそ表現するものという体でお送りしております。 【あらすじ】 「はじめまして、今日からきみのコーチになる、勝生勇利といいます」 コーチの勇退により、ジュニアに上がるのを機に博多スケートクラブへと移籍してきた「ぼく」は、 新しいコーチとして、ひとりの男を紹介される。 ぼくが生まれた年に現役を引退したというその先生は、少し不思議な人だった。 そっけないように見えて、優しい。それでもって、すごく厳しい。 頑固で、とっつきにくい雰囲気があるのに、みんなに好かれている。 右手の薬指には金色の指輪が定位置のようにおさまっていて、 先生はそれを、お守りと、誓いの指輪なんだと言って、ときどきじっと眺めている。 勇利先生が現役時代にたどった、壮絶なスケート人生を知り、 そしてある人と出会うことで、彼らの追い求めるものを知った「ぼく」は 自分と、勇利先生と、そしてその人の夢を叶えるために、ある決意をする。 「ぼくが金メダルを取って、勇利先生を、世界一のコーチにしてみせる」 シリアス寄りですがきちんとハッピーエンドです。