【仕様】文庫/140p/￥1,100　カラーカバーつき ※イベント価格とは異なります。ご注意ください。 詳しいサンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11493274 スケーター、ヴィクトル・ニキフォロフの人生について。 あるいは十年前に起きたある事件をきっかけに、表舞台から姿を消したヴィクトルと勇利が、ふたたびスポットライトの下に戻ってくるまでの話。 なお、当サークルの本はいずれもスケートを通じて伝える愛をテーマとしてお送りしております。 ※※※上下巻です。下巻は2019年冬コミにて発行します。※※※ 【あらすじ】 ライバルの躍進を目の当たりにしスランプに陥ったテオは、練習しようとひとり、夜のスケートリンクを訪れる。 無人のはずの建物から明かりが漏れているのを目にし、数年前からまことしやかに囁かれている噂を思い出す。 『リンクの亡霊』。見つかれば魂を奪われ、死ぬまで踊らされるとか何とか。 よくある怪談話だと虚勢を張って中をのぞき込めば、そこにいたのは見覚えのないふたり組。 一緒に練習するうち、ふたりのスケートに魅入られていくが、彼らが誰なのかを知ったことで、テオは噂の真実を理解する。 きっかけは、約十年前に起きた、ある国でのドーピング事件だ。 リンクの亡霊。それは表舞台を去った、ふたりの呼び名だった。