『中核』復刊第2号~「革命家マルクス」の復権~資本論発刊150年にあたって (マルクス主義学生同盟・中核派 機関誌)
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大好評だった「中核」~ロシア革命100年~に続いて第二弾ができました。 今度は資本論発刊150年を記念して「革命家マルクスの復権」です。 マルクスが様々な運動にかかわり、お互いに影響を与えながら労働者自己解放の思想と理論を現実の運動の組織化や格闘の中でつかんでいった過程が生き生きと描かれている良著です。ふんだんに写真や絵も入っていてとても読みやすいです。 第二部では広島大学で行われた大学改革についての講演もあり、読み応え十分です。 【もくじ】 第1部 「革命家マルクス」の復権 はじめに 【1】産業革命と労働者階級の登場 イギリスにおける「産業革命」とその影響/産業革命と労働者階級の登場/労働者階級の闘いの始まり/「フランス大革命」とその全ヨーロッパ的な影響 【2】青年時代と共産主義者への道 ドイツにおける初期の革命運動/マルクスの家族と青年時代/エンゲルスの家族と青年時代/『ライン新聞』主筆としてのマルクス/『ライン新聞』でのマルクスの格闘/モーゼル農民擁護から共産主義へ 【3】革命家としてのブレイクスルー 社会主義と哲学/形而上学の問題/形而上学への反乱 【4】組織者・革命家としてのマルクス 組織者としてのマルクス/正義者同盟/通信委員会/「共産主義者同盟」の結成/『共産党宣言』/『共産党宣言』の概要/プルードンとの論争 【5】1848年ドイツ革命とその総括 1848年のドイツ革命/革命に飛び込むマルクスとエンゲルス/『新ライン新聞』の創立/『新ライン新聞』の政策および戦術/独立したプロレタリアートの党組織/「共産主義者同盟」の分裂・解散 【6】マルクスとエンゲルスの苦難の時代 1850年代の反動/クリミア戦争/恐慌と労働運動の発展/ドイツ労働運動の創始者ラサール/マルクスのラサールへの態度 【7】労働運動の発展と第1インターナショナル結成 1857~58年の恐慌/イギリス・フランス・ドイツにおける労働運動の発達/ロンドン万国博覧会と労働運動/アメリカ「南北戦争」と綿花飢饉/「農奴解放令」とポーランド反乱/第1インターナショナル創設へ/『創立宣言』と『共産党宣言』 【8】第1インターナショナルでの闘いとパリ・コミューン 第1インターナショナル規約/1865年のロンドン協議会/1866年ジュネーブ大会とマルクスの報告/労働組合の決定的意義/ローザンヌ大会とブリュッセル大会/『資本論』の革命的意義について/バクーニンとマルクス/1870年の普仏戦争/パリ・コミューン/パリ・コミューンの全世界への影響/パリ・コミューン後のインターナショナル 【9】マルクス主義の宣伝者・組織者としてのエンゲルス エンゲルスがロンドンへ/エンゲルスが総務委員会に入る/マルクスの病/マルクス主義の宣伝者としてのエンゲルス/マルクスの晩年/マルクスの死とエンゲルス/「第2インターナショナル」でのエンゲルスの役割/エンゲルスの死 【10】マルクス・エンゲルスの意志を受け継いだレーニン レーニンに受け継がれたマルクス主義/スターリン主義によるマルクス主義の歪曲/マルクス主義を甦らせ世界革命へ ■年表 マルクス・エンゲルスの歩みと時代 第2部 「大学改革」と改憲・戦争 【1】「大学改革」攻撃の大まかな経緯 【2】「大学改革」の本質をどう捉え、どう闘うべきか 【3】2018年の改憲阻止闘争について 【4】まとめ――学生運動を闘う立場 出版社 : 前進社 (2017/12/25) 発売日 : 2017/12/25 言語 : 日本語 新書 : 188ページ ISBN-10 : 4881392700 ISBN-13 : 978-4881392706