感傷マゾvol.07『仮想感傷と未来特集号』
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生まれつきVRが当たり前になった世代にとって、現実や虚構や感傷はどのように変貌するのでしょうか?オフラインの現実と仮想現実の区別が曖昧になり、もはやオフラインの現実も複数ある現実の一つでしかなくなった未来の私たちは、何を懐かしみ、どこへ帰りたいと願うのでしょうか? 仮に、「私たちが生まれつき家庭用ゲーム機のコントローラーと共にあったように、生まれつきVR機器と共にある未来の世代が仮想現実の中で行う感傷」を「仮想感傷」と呼ぶならば、それはどのような行為や感情をもたらすのでしょうか? 既に、新型コロナウイルスによって、様々なイベントどころか外出すらままならなくて、「青春」自体が十代の若い人にとって現実ではなくフィクションの中にあるものへと急速に変貌しつつある今、そのような「未来におけるノスタルジー」を単に空しい行為だと断ずるのではなく、様々な観点から可能性を探れないか……というのが本誌のコンセプトです。 【予告】感傷マゾvol.07『仮想感傷と未来特集号』 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=K70_B5tSDOo&feature=youtu.be 今回はそのようなコンセプトを元に、イラストレーター・漫画家の安倍吉俊さんの表紙、「VR」「旅行」「架空のノスタルジー」のそれぞれの観点から未来におけるノスタルジーの可能性を探る座談会、メタバース文化エバンジェリスト・バーチャル美少女ねむさん、作家・三秋縋さん、作家・海猫沢めろんさん、音楽ライター・柴崎祐二さんなど、豪華な執筆陣による小説やエッセイなどの合同誌を作成しました。今回が最終号です。
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