ピアノソロ「かぼちゃの魔法使い」DL版
- Digital440 JPY

ステージ、発表会用。普段のレッスンにも使えるかも?4重和音がありますが、省略すればツェルニー30番ぐらいの難易度だと思います。 9月ぐらいからMLBのシーズン終盤、ポストシーズン、ワールドシリーズと面白すぎて作曲が滞っていました。10月に入ってそろそろ本格的にハロウィン曲を書こうとした矢先にぎっくり腰でダウンしたりして。 もう11月になってしまいましたが、ハロウィン用の曲となります。
解説
A-B-C-A'-Coda。わかりやすい構成です。基本的にはヘ短調ですが、曲全体に増・減音程が散りばめられています。普通のへ短調(旋律的・和声的)と比べてみてください。 Allegro、演奏では四分音符で120ぐらいで弾いています。 1-2小節の左手は全部スタッカートにならないように。右手がスタッカートなので釣られないように、ターラッターラッ。 9小節からBになります。Aがスタッカート、レガートの組み合わせでしたが、Bではレガート、スタッカートの組み合わせで対比しています。 14小節目4拍目の左手、下からdes-as-desになっていますが、最低音を1拍目から全音付でdにしても構いません。(4拍目で下からd-as-des)。 17小節目からC、サビの部分になります。17-20でサビ、21-22で上向きの経過句、23-26で小結部です。 17節目は十分に音量を下げpにしてから弾き始めましょう。右手のレガートと左手のスタッカートをよく対比させるように。 20小節の右手の2分音符、レガートで弾くのが難しいようなら2分音符、2分音符で分けて弾いても構いません。 21小節からオクターブ奏、オクターブ+3度、反行形をとりながらとりながら属和音へと向かいます。ここからが前半部分のクライマックスです。右手の4重和音は弾きにくいようなら3重和音で弾いても構いmせんが、音量を大きく。 27小節以降はAの再現になります。前半4小節はほぼ同じで、f-as-cをeis-gisと読み替え、h-cisで属7和となりFis-moll(嬰ヘ短調、半音上の調)へ転調します。半音上の調ですが、そんなに唐突な感じがしないのでは。 35小節目からコーダ。動機は主にB部分から引っ張ってきています。 35-36、37-38は繰り返しですが、最後の和音(c-e-gis-c)のaugコードでヘ長調の属和音を聞かせて転調します。fis-cの減5度=増4度はテーマで出てくるので、転調に使っても耳馴染みがありますね。gis-asなのも親和性が高いですし。 最後の段落はMeno mossoで。初めの和音がコーダのクライマックスです。14:43 書きませんでしたがSmorz.のつもりで弾くと良いでしょう。
