The Weather Statistically Filled
- Digital1,260 JPY

スル・ポンティチェッロ(駒の近くで弾く奏法)は、弦楽器をほとんど金属的な音にする(「美しく弾かない」ための技法だが、美しくないわけではない——ただ、別の美しさになる。その別の美しさが、今回のアルバムの出発点だ)。 作曲を確率論として定義する、という発想がある(音の密度と分布だけを設計し、個々の音符は設計しない——天気予報が降水確率を出しながら、どの雨粒が落ちるかを指定しないのと同じ原理だ)。 今回、その二つを組み合わせた。四本の弦がそれぞれ異なる確率曲線に従いながら、集合的に一つの音塊として動く。膨張し、収縮し、また膨張する。どの弦が何を弾くかより、全体の密度がどう動くかを聴いてほしい。その隙間を、テープと電子音が統計的に埋めていく。
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