偉人学 #32 真田信繁 ― 十四年の停滞から立ち上がる(epub・PDF)
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体を壊して休職が続いている、介護のために仕事を離れて何年もたった、浪人や休学の年が重なった。長い停滞の中で、年齢と体の衰えも感じ始めた人に向けた一冊です。関ヶ原の戦いのあと、紀伊の九度山でおよそ14年を過ごし、数え48歳で大坂城に招かれた真田信繁、のちの世に「真田幸村」の名で知られた人の歩みから、停滞の年月を次の働きにつなげる段取りをたどります。 信繁は、若いころ家の事情で上杉家や豊臣家に人質として預けられ、そこで仕える道と大谷吉継の娘との縁を得ました。関ヶ原の年には父とともに上田城を守り、兄の信之とは敵味方に分かれます。九度山では父を見送り、火事のあと冬の寒さの中で家を建て直し、国元の元家臣に届いたお金を一つずつ確かめて返事を書きました。義兄には、便りが減ったさびしさと、歯が抜け、髭も白くなった老いを打ち明けています。そして大坂城に招かれると、城の外に出丸を築き、和議のあとには姉に「ひとまず収まり、死なずにいる」と知らせました。本書は、本人の手紙と真田家・島津家の記録を、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている『大日本史料』第12編之19の版面で文字を確かめながら引き、時代の背景とともに読み解きます。「幸村」の名や十勇士の物語など、後の時代に広まった話は【伝承】の印をつけて、記録と分けて紹介しています。 各章は、今の暮らしの悩みの場面(休職・介護・出向・家業・地域の役目・定年など)、史料に残る場面、時代の背景、この本の読み方の順に進み、章の終わりに「今の暮らしに置き直す」「長く続ける土台」「今日の1手」の三つをまとめています。今日の1手は、10〜15分ほどでできる小さな行動です。 【章立て】 第1章 名は二つ ── 周りの呼び名と自分の名がずれた時、何を手元に残せばいいか 第2章 人質として学ぶ ── 自分で選んでいない場所で、何を身につければいいか 第3章 父と兄と ── 家族が別々の道を選ぶ時、どう向き合えばいいか 第4章 城を守る ── 主役の陰で守りを任された時、何を確かめればいいか 第5章 十四年の九度山 ── 長い停滞の毎日を、どう組み立てればいいか 第6章 歯が抜け、髭も白く ── 衰えを感じ始めた時、それを誰にどう伝えればいいか 第7章 呼ばれて、出る ── 長い停滞のあとに声がかかった時、どう応えればいいか 第8章 出丸を築く ── 与えられた持ち場に、自分の工夫をどう足せばいいか 第9章 家は兄に ── 家族の中で、残る役と出ていく役をどう分け合えばいいか 第10章 「日本一の兵」 ── 人の評価に揺れる時、自分は何を残せばいいか 【分量】約4.7万字・全10章(まえがき・あとがき・出典一覧つき) 【形式】epub と PDF の2形式を同梱したダウンロード商品です。スマートフォン・タブレット・パソコンで読めます。 本書は歴史上の人物と逸話を題材にした読み物で、長い停滞の時期の過ごし方と、声がかかった時の備えの見方をまとめたものです。内容をどう生かすかは、読む方それぞれの状況と判断にゆだねられます。 note の有料記事「長い停滞の中で、年齢と衰えを感じ始めた時に|真田信繁 偉人学 #32・全10章」と同じ内容を、電子書籍の形にまとめたものです。 yukimura 偉人学 シリーズ 第三十二巻/著: yukimura ・表紙の絵と本文の下書きに生成 AI を使っています。史実は史料と照らして直しています。 この巻を含む8冊のセット(¥4,980):https://ijin-hack.booth.pm/items/9064037
