コミックマーケット(C103)で頒布した冊子の内容に修正を加えたPDF版です。 B5判相当のオールカラー61ページ(これと別に表紙、裏表紙があり、PDFは63ページ分) 「はじめに」より 可部線は横川~あき亀山間15.6kmの路線である。2003年11月までは横川~三段峡間60.2kmだったが同月末で可部~三段峡間46.2kmが廃止され、のち2017年3月に可部~あき亀山間1.6kmが延伸開業した。本書は1970年代から2000年代初頭までと現代の可部線の姿をくらべてみたものである。200枚余りの画像と動画11本を掲載している。撮影地点などの表記は、2003年の一部区間廃止直前のものを基本とした。 横川~安芸長束間は太田川放水路の建設に伴って1962年にルートが変わり、三滝駅の位置は太田川左岸から右岸に移った。この区間では1928年の広島電気時代、762mmから1,067mmに改軌・電化された際にもルートが変わっている。そのほかにも駅の設置や廃止、位置や名称の変更など、全線にわたりこの線の変化は激しい。