『広島今昔3 ニュータウンの成熟』PDF版
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B5判71ページ(表紙・裏表紙を含め73ページ)
「はじめに」より
日本におけるニュータウンは、高度経済成長期以降に大規模造成された郊外住宅地を指す。全国的には「団地」というと郊外・都市部を問わず公営の集合住宅を指すが、広島では丘陵を削ったり谷を盛り土で埋めたりした造成された郊外の住宅地を「団地」と呼ぶ。ただし広島でいう「団地」にも、戸建て住宅だけでなく県営・市営の集合住宅がおかれていることは多い。これは、戸建てだけだと年齢や経済状況が似通った層が集中するので、所得の少ない若い夫婦など多様な層がそのエリアに居住するようにするための施策である。 本書では、名称に「ニュータウン」が付いているかに関わらず広島市郊外を中心とした住宅地を取り上げた。過去の手持ち写真がないところも、開発当初の空中写真と現在の地理院地図を比較することで変化を感じてもらえると考え掲載した。開発から30~50年を経て成熟してきたニュータウンの姿をご覧いただきたい。
掲載したニュータウン・住宅地
高陽 口田 四季が丘 矢野 西風新都 みどり坂 美鈴が丘 春日野 高須台 福山市東部 呉市北部
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