クトゥルフ神話第六版 「母」
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クトゥルフ神話TRPG 第6版 現代日本/調査・夢・宗教ホラー 2017年3月25日。 奈良県梅海市の小さな集合住宅 **「ヴァン・ヘルゲイザー」**で、住民六名が相次いで倒れた。 四名は昏睡。 二名は死亡。 外傷はない。 共通する毒物もない。 事件性を示すものも、今のところ見つかっていない。 ただひとつ。 事件以前、住民たちのもとには奇妙な生活調査票が届いていた。 差出人は―― 須藤 亘。 その名は、十五年前の水害で行方不明になった児童のものだった。 探索者はジャーナリストとして梅海市を訪れ、集団昏睡事件を取材する。 アパートに残された生活の痕跡。 病院で眠り続ける四人。 異常な状態で死亡した二人。 十五年前の水害。 地方の寺院。 そして、現実には存在しない一文。 「耳の穴を見るな。」 調査を進めるにつれ、探索者は六人それぞれが見ている「夢」へ入り込むことになる。 最初は別々だった六つの夢は、少しずつ混ざり始める。 知らない部屋。 七人分の食事。 存在しない足音。 どの夢にも、まったく同じ場所に置かれている仏像。 そして夢の奥では、一人の男が待っている。 彼は復讐を望んでいるわけではない。 人を憎んでいるわけでもない。 ただ、 自分がもう一度生まれることだけを望んでいる。 シナリオ概要 システム:クトゥルフ神話TRPG 第6版 舞台:2017年・現代日本/奈良県梅海市 推奨人数:2人 探索者:ジャーナリスト、記者、取材・調査に関係する職業を推奨 形式:自由探索型 ロスト率:高め 傾向:調査/夢世界/宗教ホラー/心理的恐怖/倫理的選択 推奨技能:〈目星〉〈聞き耳〉〈図書館〉〈心理学〉〈医学〉〈オカルト〉〈交渉系技能〉 本作は、敵を倒せばすべて元通りになるタイプのシナリオではありません。 探索の末に得られるのは、「誰を救えるか」という答えではなく、 何を犠牲にすれば、これ以上進ませずに済むのかという選択です。 怪異を止めるために、現実社会では許されない行為を選択しなければならない可能性があります。 探索者の判断によって、終盤の展開は大きく変化します。 収録内容 シナリオ本文に加え、KPが進行を把握しやすいよう、全体フロー、情報導線、夢融合度、事件時系列、SANC早見、想定外行動への裁定などを収録。 また、NPC紹介資料、ヴァン・ヘルゲイザーの建物資料、間取り、周辺マップなどのビジュアル資料も順次制作しています。 注意事項 本シナリオには、児童虐待、宗教的虐待、死体、集団自殺、昏睡、殺人、出産に関するホラー表現が含まれます。 作中に登場する宗派・教義・儀式・「長鼻大権現」は架空のものであり、実在する仏教宗派や密教、即身仏信仰を再現・批判することを目的としたものではありません。
