ピアノ連弾「月夜のゴースト・ファンタジー」
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発表会用の小品として。ツェルニー30番-40程度を想定しています。4重和音が頻繁に出てくるので注意。 例年よりも随分早くハロウィン曲が出来ました。 8月後半になったら連続して台風が来て、秋っぽくなってしまいました。例年9月でハロウィンと言われると気が早いなと思うんですが、今年は街の飾り付けも違和感ありません(私だけかも?)。
解説
A-B-A'-C-A''-Coda。ロンド形式です。 Allegro vivace、参考音源では四分音符で136の速さになっていますが、もう少し遅くても(120の半ばぐらい)構いません。 3小節からAのスタート。基本的には音階(Cマイナーとブルーノート)です。GとGbの違いを出すように。 15小節から推移。Imの第二転回形の、どこかに行きそうで行けない感じを出してください。 21-26小節。こちらも予想と裏切りがあるので、そこら辺を加味して演奏してください。25小節でG-mollに落ち着きますが、すぐにG-Gb-F-Eと落ちていきます。 27小節からE-mollに。こちらも一応e-mollとはしていますが34小節のあたりで減4和音が出てきて、やっぱり何調か曖昧な感じに。 35小節でCm9から4度進行になるのでやっぱり何調とは断定できない感じです。39-40あたりからC-mollに戻るための準備に入ります。 41小節から経過句。A'でC-mollになるためにその属和音で準備します。ターラ、ターラっていう2音間スラーの感じをよく出しましょう。左手が結構難しいです。 50小節からA'になります。2小節からのAを少し圧縮していますが、ほぼ同じです。 69Poco meno mosso,sostenutoでテンポを落とし、C部分への準備に入ります。 72小節からC。左手の4重音、右手のオクターブ奏と手が大きめ。 初めはd-mollでスタート、4小節ののちにh-mollに。79小節のE7で一区切り。 80-83小節で短いエピソード。83小節はごちゃごちゃしていますが、実態はI2-V7-Iです。 84小節は72小節からの繰り返しですがe-mollスタートです。 91小節からA''に戻るための準備。1st右手の和音跳躍があり、また構成音も異なるので注意。4和音が無理そうなら3和音でも構いません。 99小節からA''。音階の1stと2ndの掛け合いになります。101-102と105-106の1stは難しいようなら省略可。 116小節あたりからC-mollに戻るための準備に入ります。今までBやCに行くために異なる方法で準備をしてきました。subitoPからたっぷりとallargandoしてffに向かってください。 119-120小節。間奏で、コーダのC-mollに行くと見せかけています。 121小節からコーダ。入った瞬間にC-mollではなく、C-ダブルハーモニックスケールに入ります(C-Db-E-F-G-Ab-B)。エキゾチックな感じがしますね。映画「パルプフィクション」のオープニングで有名なスケールです。半音ずつ上がっていきます。 129小節。Poco piu mosso、参考音源では四分音符で140となっています。A部分の推移から引っ張ってきていますが3拍子です。3小節1単位で最後だけ3+3ではなく4+2に感じられるように。弾きにくいようなら装飾音符も無しでかまいません。3小節1かたまりを意識して、前に前に進んでいくように。137でようやくC-moll(主調)のV7、ここまで一気に加速です。 138小節。Molto Allegro、参考音源では四分音符で144。Cのペダル上で初め2nd、次に1stで刺繍音多めの4重和音になります。手が大きいですが、親指で2和音を鳴らし工夫して弾きましょう。無理なら3重和音でも可。だんだんとCペダル上で音楽を落ち着かせてください。 146小節。コーダ最初のC-ダブルハーモニックスケールを1stと2ndで。1stは最後最高音のCまで行きます。最後はmoderatoからmorendoへ、十分に余韻を持って曲を閉じます。
