Anamorphic Epic|DaVinci Resolve 用 シネスコDCTL(2.39画角・横長ビネット・光条/11カメラ対応)
- Digital2,500 JPY







シネスコに見せたいとき、必要なものは3つあります。 2.39 の画角、横に伸びる光条、そして横長に潰れたビネット。 この3つを別々のノードで組むと、たいてい噛み合いません。 画角を切ってから光条を足すと光条が枠外に消え、ビネットは円形のまま残ります。 このDCTLは3つを同じ設計から出しています。 DaVinci Resolve のノードひとつ。Log素材から表示まで、これ1本で完結します。 ■ ビネットが円形だと、シネスコに見えません アナモルフィックレンズは、横方向だけを圧縮して撮ります。 だから四隅の落ち方も横に引き伸ばされ、円ではなく横長の楕円になります。 これは細かい話に見えますが、見た目にはっきり出ます。 2.39 に切った画面に円形のビネットを乗せると、上下だけが濃く落ちて、 「16:9 を切っただけ」に見えてしまう。 このDCTLのビネットは最初から横長です。画角と同じ設計から出しているので、 Gate Aspect を変えれば、ビネットの形も一緒に変わります。 ■ 光条は、光源のある場所から伸びます 画面全体に横線を乗せるのではありません。 明るい光源のある位置から、そこにある明るさに応じて伸びます。 Flare Strength …… 光条の強さ(既定 0.35) Flare Threshold … 光条が出はじめる明るさ Threshold を下げると弱い光にも出ます。上げると本当に明るいところだけ。 夜のネオンのように光源が多い絵では、上げたほうが画面が整理されます。 ■ 画角は、あとから変えられます Gate Aspect で 2.39 / 1.85 / 1.66 / 1.33 を切り替えられます。Off にもできます。 編集で切るのと違い、その画角で見ながらグレーディングできます。 2.39 で決めた色を 1.85 で確認する、という往復が、ノードを触らずにできます。 ※ 縦位置の素材に 2.39 を当てると、絵がほとんど残りません。 横位置の素材でお使いください。 ■ にじみと散乱も入っています 明るいところのまわりのにじみ(Halation Strength・既定 0.45)と、 画面全体の散乱(Bloom Strength・既定 0.25)も持っています。 シネスコの絵が「大きく」見えるのは、画角だけではなく、 光が広がるからです。3つは同時に来ます。 ■ 向いている素材 ・Log で撮った横位置の実写。特に光源が画面に入るカット ・夜景、ネオン、車のヘッドライト、逆光、シャンデリア ・16:9 で撮ったが、シネスコで仕上げたい ・アナモルフィックレンズを持っていないが、その画にしたい ■ 向いていない素材(先に書いておきます) ・縦位置の素材。2.39 を当てると絵がほぼ残りません ・すでに 2.39 に切ってある素材。二重に切られます(Gate を Off にしてください) ・すでに表示用に変換された映像。Log 素材にお使いください ・画面に明るい光源が1つも無いカット。光条が出る対象がありません ■ 触れるもの Source Camera …… 入力の Log 形式(11種) Exposure stops … 露出 Contrast ……… コントラスト Saturation …… 彩度 Halation Strength … にじみの強さ(既定 0.45) Bloom Strength …… 散乱の量(既定 0.25) Flare Strength …… 横に伸びる光条の強さ(既定 0.35) Flare Threshold … 光条が出はじめる明るさ Vignette Amount … 四隅の落ち方(既定 0.30・横長) Gate Aspect …… 焼き込む画角(Off / 2.39 / 1.85 / 1.66 / 1.33・既定 2.39) Output ……… 出力先(9種 + None) 効き量をまとめた1本のスライダーは付けていません。 光条・にじみ・ビネットを別々に決められるほうが、このDCTLでは実用的だからです。 ■ 対応する入力(11種) ・Sony S-Log3 / S-Gamut3 ・Sony S-Log3 / S-Gamut3.Cine ・ARRI LogC3 / AWG3 ・ARRI LogC4 / AWG4 ・Fujifilm F-Log / F-Gamut ・RED Log3G10 / REDWideGamut ・Panasonic V-Log / V-Gamut ・Nikon N-Log / BT.2020 ・Apple Log / Rec.2020 ・Canon C-Log2 / Cinema Gamut ・Canon C-Log3 / Cinema Gamut ■ 出力変換は、内蔵しています このDCTL 1本で Log から表示まで完結します。後ろに出力変換は要りません。 Rec.709 SDR (100nit BT.1886) / sRGB Display / P3-D65 SDR Rec.2020 PQ (1000nit / 4000nit) / P3-D65 PQ (1000 / 2000 / 4000nit) Rec.2020 HLG (1000nit) すでに色管理を組んでいる場合は Output を「None (Log passthrough)」にしてください。 Log のまま出るので、RCM・CST・ACES の鎖にそのまま挿せます。 ■ 導入 1. .dctle ファイルを LUT フォルダに入れる macOS /Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/LUT/ Windows C:\ProgramData\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Support\LUT\ 2. DaVinci Resolve を再起動(またはLUTブラウザで右クリック →「リストを更新」) 3. カラーページで OpenFX > DCTL をノードに適用し、DCTL List から選ぶ 詳しい手順は同梱の README.txt に書いてあります。 ■ ノードの順番 [露出] → [拡散] → [Anamorphic Epic] → 表示 このDCTLは出力変換まで済ませるので、いちばん最後です。 Output を None にした場合だけ、後ろにお使いの出力変換を置いてください。 ■ よくある質問 Q. Anamorphic Flares(当方の別商品)との違いは何ですか A. Anamorphic Flares は光条だけを作る道具で、5種類の色と細かい制御を持ち、 Log のまま出るのでグレードの途中に挿せます。こちらは光条に加えて画角・ビネット・ にじみを1本で持ち、出力変換まで済ませます。細かく作り込むなら前者、 1本で決めるならこちらです。 Q. Look Strength はありませんか A. ありません。光条・にじみ・散乱・ビネットをそれぞれ独立して動かせるので、 まとめたスライダーは付けていません。全部 0 にして Gate を Off にすれば効果は消えます。 Q. 黒帯は本当に焼き込まれますか A. はい。書き出した映像に黒帯が入ります。入れたくない場合は Gate を Off にして、 編集タイムライン側で切ってください。 Q. 重くなりませんか A. 空間効果なので、色だけのルックより負荷はかかります。4K で重い場合は Flare Strength を 0 にしてください(0 のときは計算ごと飛びます)。 Q. 写真のRAWに使えますか A. Log素材向けに作っています。現像済みの写真に当てると想定した見え方になりません。 ■ 動作環境 ・DaVinci Resolve Studio 18 以降 ・DCTLはStudio版の機能です。無料版のDaVinci Resolveでは動作しません ・macOS / Windows / Linux ・GPUメモリ 4GB以上を推奨(4K での使用は8GB以上)






