Home Movie 8mm|DaVinci Resolve 用 家庭用8mmDCTL(色つきの粒・1.33画角・強い四隅)
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家庭用8mm の画にしたくてノイズを足すと、たいてい「ノイズを足したデジタル」になります。 8mm が8mm に見えるのは、粒だけではありません。 1.33 という正方形に近い画角、四隅の強い落ち、彩度の低さ、 そして粒が白黒ではなく色を持っていること。この4つが同時に来ます。 このDCTLは4つを同じ設計から出しています。 DaVinci Resolve のノードひとつ。Log素材から表示まで、これ1本で完結します。 ■ 粒に色があります 映画用フィルムの粒は、見た目にはほぼ白黒です。 家庭用8mm は乳剤が薄く感度が低いので、粒そのものが色を持ちます。 赤や青の点が、明るいところにも暗いところにも散る。 このDCTLの粒は色つきです。白黒のノイズを足したのとは、見え方が違います。 Grain … 粒の量(既定 0.08) 当方のルック製品の粒(0.025〜0.06)より、意図的に強くしてあります。 8mm は粗いフォーマットなので、控えめにすると別のものになります。 落としたい場合は下げてください。0 にもできます。 ■ 四隅が強く落ちます 8mm のレンズは小さく、四隅まで均等に光を届けられません。 中心は明るく、外へ行くほど急に暗くなります。 Vignette Amount … 四隅の落ち方(既定 0.50) 一般的なフィルムルックの2倍前後にしてあります。 急に落ちること自体が8mmの特徴なので、なだらかにすると効果が薄れます。 ■ 画角が 1.33 です Gate Aspect の既定は 1.33(4:3 に近い正方形寄りの画角)です。 2.39 / 1.85 / 1.66 や Off にも切り替えられます。 16:9 で撮った素材に 1.33 を当てると、左右が切られます。 これは意図した挙動です。8mm の窮屈な画角そのものが、あの時代の見え方だからです。 左右を切りたくない場合は Off にしてください。粒と四隅と色だけが残ります。 ■ 彩度が低めです 既定の彩度は控えめです。8mm の発色は現代のセンサーほど強くありません。 Saturation で上げ下げできます。 ■ 向いている素材 ・Log で撮った実写。家族、旅行、日常、夏 ・回想シーン、MV の挿入カット、ドキュメンタリーの過去パート ・SNS の短い動画で、質感で一発フックを作りたい ・「昔のホームビデオ」の見え方を、素材を撮り直さずに作りたい ■ 向いていない素材(先に書いておきます) ・縦位置の素材。1.33 を当てると左右が切られます(Off にしてください) ・すでに表示用に変換された映像。Log 素材にお使いください ・細かい文字やテロップが主役のカット。粒と四隅で読みにくくなります ・きれいに見せたい案件。これはきれいにする道具ではありません ■ 触れるもの Source Camera …… 入力の Log 形式(11種) Exposure stops … 露出 Contrast ……… コントラスト Saturation …… 彩度 Halation Strength … にじみの強さ(既定 0.20) Bloom Strength …… 散乱の量(既定 0) Flare Strength …… 横に伸びる光条の強さ(既定 0) Flare Threshold … 光条が出はじめる明るさ Vignette Amount … 四隅の落ち方(既定 0.50) Gate Aspect …… 焼き込む画角(Off / 2.39 / 1.85 / 1.66 / 1.33・既定 1.33) Grain ……… 粒の量(既定 0.08・色つき) Output ……… 出力先(9種 + None) 動画では、粒は毎フレーム自動で動きます。設定は要りません。 粒が全フレーム同じ位置に乗ると「フィルムの粒」ではなく 「レンズについた汚れ」に見えてしまうためです。 静止画(写真)では粒は動きません。仕様です。 ■ 対応する入力(11種) ・Sony S-Log3 / S-Gamut3 ・Sony S-Log3 / S-Gamut3.Cine ・ARRI LogC3 / AWG3 ・ARRI LogC4 / AWG4 ・Fujifilm F-Log / F-Gamut ・RED Log3G10 / REDWideGamut ・Panasonic V-Log / V-Gamut ・Nikon N-Log / BT.2020 ・Apple Log / Rec.2020 ・Canon C-Log2 / Cinema Gamut ・Canon C-Log3 / Cinema Gamut ■ 出力変換は、内蔵しています このDCTL 1本で Log から表示まで完結します。後ろに出力変換は要りません。 Rec.709 SDR (100nit BT.1886) / sRGB Display / P3-D65 SDR Rec.2020 PQ (1000nit / 4000nit) / P3-D65 PQ (1000 / 2000 / 4000nit) Rec.2020 HLG (1000nit) すでに色管理を組んでいる場合は Output を「None (Log passthrough)」にしてください。 Log のまま出るので、RCM・CST・ACES の鎖にそのまま挿せます。 ■ 導入 1. .dctle ファイルを LUT フォルダに入れる macOS /Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/LUT/ Windows C:\ProgramData\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Support\LUT\ 2. DaVinci Resolve を再起動(またはLUTブラウザで右クリック →「リストを更新」) 3. カラーページで OpenFX > DCTL をノードに適用し、DCTL List から選ぶ 詳しい手順は同梱の README.txt に書いてあります。 ■ ノードの順番 [露出] → [Home Movie 8mm] → 表示 このDCTLは出力変換まで済ませるので、いちばん最後です。 Output を None にした場合だけ、後ろにお使いの出力変換を置いてください。 拡散フィルターやフレアを重ねる場合は、このDCTLより前に置いてください。 ■ よくある質問 Q. Retro & Memory の Y2K Digicam CCD と何が違いますか A. Y2K は2000年代のデジカメで、色の転び方とカラーノイズを作ります。画角は変えません。 こちらはフィルムの8mm で、画角・粒・四隅を作ります。年代も媒体も別物です。 Q. Look Strength はありませんか A. ありません。粒・四隅・にじみをそれぞれ独立して動かせるので、まとめたスライダーは 付けていません。全部 0 にして Gate を Off にすれば効果は消えます。 Q. 黒帯は本当に焼き込まれますか A. 1.33 は左右を切ります。書き出した映像にも入ります。切りたくない場合は Gate を Off に してください。 Q. 粒が動かないのですが A. 粒は絵の変化に連動して動きます。三脚固定などで画面中央がまったく動かないカットでは、 粒も止まって見えることがあります。静止画では動きません。 Q. 写真のRAWに使えますか A. Log素材向けに作っています。現像済みの写真に当てると想定した見え方になりません。 ■ 動作環境 ・DaVinci Resolve Studio 18 以降 ・DCTLはStudio版の機能です。無料版のDaVinci Resolveでは動作しません ・macOS / Windows / Linux ・GPUメモリ 4GB以上を推奨(4K での使用は8GB以上)






