Film: Photo Stocks 6|DaVinci Resolve 用 写真フィルムの乳剤DCTL(ネガ3・リバーサル3・11カメラ対応)
- Digital7,500 JPY










彩度を上げても、フィルムの色にはなりません。 ネガ3種+リバーサル3種。写真フィルムの乳剤6本のDCTL。 ※DaVinci Resolve Studio 18 以降(無償版では動作しません) 効き量は 0〜1 で連続。ハレーション(光の滲み)の強さも、粒の量も、あとから触れます。 ■ In English Film: Photo Stocks 6 — six still film emulsions. Three negatives (Portrait Negative 400, Airy Negative 400, Snapshot Negative 200) and three reversals (Clear Chrome 100D, Vivid Chrome 50, Heritage Chrome 64). Look Strength, halation and grain are all continuously adjustable. ・Accepts Log from 11 camera formats. Built-in output transform (Rec.709 by default; 9 display formats). ・Requires DaVinci Resolve Studio 18 or later (DCTLs are not supported in the free version). ・An English README is included in the download (installation and parameters). ■ ネガとポジは、性格が違います 同じ「フィルムらしさ」でも、ネガとリバーサルでは絵の作り方が正反対です。 ネガはラチチュードが広く、白が粘り、色が穏やかに転びます。人を撮るための性格です。 リバーサルは硬く、影が締まり、色が濃く出ます。風景を撮るための性格です。 このパックは3本ずつ入れてあります。 ネガ Portrait Negative 400 / Airy Negative 400 / Snapshot Negative 200 ポジ Clear Chrome 100D / Vivid Chrome 50 / Heritage Chrome 64 ■ 収録(6本) ・Portrait Negative 400 低コントラストのパステル。肌を最優先に、柔らかく上品に ・Airy Negative 400 エアリー。ミント寄りの緑と淡い青で、軽い空気感 ・Snapshot Negative 200 陽気で赤が前に出る、中コントラスト。空の青も濃くなる。日常のスナップ発色 ・Clear Chrome 100D ポジ。澄んだ高コントラストと、冷たく張った青 ・Vivid Chrome 50 極彩度。藍紫の影で風景を締める、いちばん強い1本 ・Heritage Chrome 64 暗く硬質。赤が主役で、黄が橙寄り。ノスタルジックで締まった絵 6本とも別々のDCTLファイルです。ノードごとに使い分けられます。 ■ 「かけすぎた」を、あとから戻せますか 焼き込み済みのLUTは、当てるか当てないかの二択です。半分だけ、という指定ができない。 仕方なくノードの不透明度で薄めると、色だけでなくコントラストまで戻ってしまいます。 このDCTLには Look Strength があります。0〜1の連続した値です。 0.0 … 色づけを外す(フィルムのトーンは残ります) 0.5 … 半分だけ 1.0 … 全部 Vivid Chrome 50 のような強い1本も、0.5 なら日常的に使える濃さになります。 ■ ハレーションと粒も、スライダーです 強い光がフィルムのベース層で跳ね返って滲む——ハレーション。写真乳剤なので控えめですが、 6本とも持っています。Halation Strength で 0〜2。 Portrait Negative 400 0.20 Clear Chrome 100D 0.10 Airy Negative 400 0.18 Vivid Chrome 50 0.05 Snapshot Negative 200 0.22 Heritage Chrome 64 0.08 粒は Grain で 0〜0.3(既定 0.020〜0.045)。どちらも 0 にすれば完全に切れます。 動画では粒が毎フレーム自動で動きます。設定は要りません。止まった粒はフィルムではなく レンズの汚れに見えるので、内容から種を作って毎フレーム変えています。 ■ 出力変換は、内蔵しています このDCTL 1本で、Log から表示まで完結します。後ろに出力変換を置く必要はありません。 出力先は9種類から選べます。 Rec.709 SDR (100nit BT.1886) / sRGB Display / P3-D65 SDR Rec.2020 PQ (1000nit / 4000nit) / P3-D65 PQ (1000 / 2000 / 4000nit) Rec.2020 HLG (1000nit) SDRの納品でも、HDRの納品でも、乳剤を差し替えずに済みます。 ■ すでに色管理を組んでいる方へ Output に「None (Log passthrough)」があります。 これを選ぶと表示用の変換をせず、Log で出力します。出力されるのは入力に選んだカメラの Log ではなく、 ARRI LogC4 / AWG4 です。Resolve のカラーマネジメント(RCM)や CSTノード、ACES で組んだパイプラインの 途中に挿すときは、後段の CST ノード(または RCM・ACES の設定)で、入力を ARRI LogC4 / AWG4 に 指定してください(カメラの Log のままにすると、S-Log3 なら約2段暗くなり、色もずれます)。 表示変換が二重にかかるのを防げます。 [露出] → [拡散] → [フレア] → [乳剤(None)] → [お使いの出力変換(入力 LogC4 / AWG4)] → 表示 ■ 対応する入力(11種) ・Sony S-Log3 / S-Gamut3 ・Sony S-Log3 / S-Gamut3.Cine ・ARRI LogC3 / AWG3 ・ARRI LogC4 / AWG4 ・Fujifilm F-Log / F-Gamut ・RED Log3G10 / REDWideGamut ・Panasonic V-Log / V-Gamut ・Nikon N-Log / BT.2020 ・Apple Log / Rec.2020 ・Canon C-Log2 / Cinema Gamut ・Canon C-Log3 / Cinema Gamut Source Camera で選ぶだけです。カメラが混在する現場でも、同じ乳剤を同じ見え方で当てられます。 ■ パラメーター ・Look Strength … 効き量(0〜1、既定 1.0) ・Halation Strength … 滲みの強さ(0〜2) ・Bloom Strength … 光のふわっと感(0〜1。0 で切れる) ・Grain … 粒状の量(0〜0.3) ・Brightness … 明るさ(-2〜+2) トーンカーブの手前で露出を調整します(1 目盛りで 2段)。明るくする側は ハイライトほど穏やかに乗るので白が飛びにくく、暗くする側は中間調が 露出の量以上に深く沈みます ・Contrast … コントラスト(-1〜+1) ・Vibrance … 鮮やかさ(-1〜+1) ・Source Camera … 入力のLog形式(11種) ・Output … 出力先(9種 + None) ■ 使い方 光学FXより後ろ、いちばん最後に置きます。 [露出] → [拡散] → [フレア] → [乳剤] → 表示 拡散やフレアはレンズの中で起きる現象なのでセンサーより前、乳剤は記録された素材に 色を作る工程なのでその後ろです。 ルックのパック(Cinema Looks / Genre Atmospheres など)とは重ねずに、 どちらか一方を使ってください。どちらも色づけと粒を持つので、重ねると二重にかかります。 ■ こんな方に ・ポートレートを、肌を守ったまま柔らかいパステルに寄せたい ・風景を、リバーサルらしい濃さで締めたい ・粒とハレーションの量を、撮影後に決めたい ・スチルの現像で作っていた「フィルムっぽさ」を、動画でも同じ手つきで出したい ・SDRとHDRの両方で納品する ■ 導入 1. .dctle ファイル6つを LUT フォルダに入れる macOS /Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/LUT/ Windows C:\ProgramData\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Support\LUT\ ※ LUTフォルダの中なら、好きな名前のサブフォルダを作って整理して構いません。 2. DaVinci Resolve を再起動(DCTL List は起動時に読み込まれます) 3. カラーページで OpenFX > DCTL をノードに適用し、DCTL List から選ぶ 詳しい手順は同梱の README.txt に書いてあります。 ■ よくある質問 Q. 実在のフィルム銘柄の再現ですか A. いいえ。特定の製品を測って合わせたものではありません。「肌が柔らかいパステルに乗る」 「影が藍紫に締まる」といった、絵の性格を作っています。銘柄名も付けていません。 Q. LUTと何が違いますか A. LUTは変換結果を並べた数値テーブルで、当てるか当てないかの二択です。これは計算式なので、 効き量やハレーションの強さを連続して変えられます。格子の誤差もありません。 Q. Cinema Stocks との違いは A. こちらはスチル写真の乳剤で、ネガ3種+リバーサル3種。ノスタルジーとポートレート寄りです。 Cinema Stocks は映画・動画向けで、強いハレーションと上映プリントを含みます。 Q. 写真のRAWに使えますか A. Log素材向けに作っています。現像済みの写真(JPEGや、現像を終えたRAW)に当てると、 想定した見え方になりません。Resolve でRAWから現像する場合は、カメラRAWの設定を Log出力にしてからこのDCTLへ渡してください。 Q. Universal Output Transform も必要ですか A. 不要です。この乳剤が出力変換まで済ませます。すでに出力変換を組んでいる場合は Output を None にしてください。 Q. 重くなりませんか A. ハレーションは画面をぼかす処理なので、ルックだけのDCTLよりは重くなります。 軽くしたいときは Halation Strength と Bloom Strength を両方 0 にしてください。滲みの計算が外れます。 Q. カラーマネジメント(DaVinci Wide Gamut など)のプロジェクトでも使えますか A. 使えます。ノードの前後に Color Space Transform を置き、前でカメラの Log に変換し、 後ろでタイムラインの色空間に戻します。DCTL の Output は、プロジェクトの Output DRT に 合わせて選びます(Output DRT が DaVinci なら None、None なら Rec.709)。 当方で測って確かめた手順を、同梱の README に載せています。 ■ 動作環境 ・DaVinci Resolve Studio 18 以降 ・DCTLはStudio版の機能です。無料版のDaVinci Resolveでは動作しません ・macOS / Windows / Linux









