Face Normal Align|直感的なオブジェクト基軸設定ツール
- Digital0 JPY

「この傾いた面を、新しい『上』にしたい…」 「『回転の適用』をしてしまったモデルの、回転値を後から取り出したい…」 モデリング中に、オブジェクトの「向き」で悩んだことはありませんか? 『Face Normal Align』は、そんな悩みを一瞬で解決するアドオンです。オブジェクトの見た目を一切変えることなく、選択した面を基準にオブジェクトの回転情報(トランスフォーム)を再定義します。 もう、複雑な回転計算やマニュアルでの軸合わせに時間を費やす必要はありません。
主な機能
✨ 核心機能:見た目を変えずに回転を抽出 オブジェクトモード:高速アライン ボタンをクリック後、基準にしたい面をワンクリックするだけ!面倒なモード切り替えなしに、選択した面が新しい「上(Z軸)」や「前(Y軸)」になります。ラフな設定や、素早いセットアップに最適です。 編集モード:精密アライン 複数の面を選択して実行すれば、その法線の「平均」を算出して、より精密な基準軸を設定できます。曲面や複雑な形状でも、意図通りの向きを正確に定義できます。 🔧 便利なユーティリティ機能 作業の流れを止めない、2つの便利ボタンを搭載しています。 回転の適用 (Apply Rotation) 抽出した回転をメッシュに焼き付け、トランスフォームをクリーンな状態に戻します。エクスポート前の最終調整に。 原点を重心に設定 (Set Origin to Center of Mass) オブジェクトの原点を体積の中心に一発で移動。回転やスケールの中心を最適化します。
こんなあなたに
建築・インテリアモデリング: 傾いた屋根や壁を基準に、窓や家具を正確に配置したい。 ゲームアセット制作: 地形の傾斜に合わせて、岩や木などのプロップの向きを素早く設定したい。 メカデザイン、ハードサーフェス: 部品の取り付け面を基準に、他のパーツやボルトを正確にアセンブリしたい。 外部からインポートしたモデルの修正: 意図しない回転値が入ったモデルを、クリーンな状態に整理したい。
使い方
アドオンをインストール後、3Dビューのサイドバー(Nキー)に「Face Normal Align」パネルが表示されます。 オブジェクトモードで実行する場合: オブジェクトを選択し、パネルのボタン(Align to Zなど)をクリック。 マウスカーソルが十字になるので、基準にしたい面をクリックします。 編集モードで実行する場合: 編集モードに入り、基準にしたい面を1つ以上選択します。 パネルのボタンをクリックすると、即座に実行されます。
インストール方法
ダウンロードしたZIPファイルを解凍せず、そのままご用意ください。 Blenderを開き、編集 > プリファレンス > アドオン を開きます。 インストール... ボタンを押し、ダウンロードしたZIPファイルを選択します。 インストール後、「Face Normal Align」にチェックを入れてアドオンを有効化してください。