通勤新幹線読本
- 500 JPY
B5判 本文46ページ(フルカラー) データ形式 PDF 【内容紹介】 1960年代末、首都圏の人口が急増して満員電車と宅地不足が問題化する中で、東京都心から60~70km圏に新たにニュータウンを建設し、都心と通勤用の新幹線で接続しようという「通勤新幹線」構想が浮上する。 この計画は全国に新幹線網を整備したい与党・自民党の思惑に反したこともあり、数年のうちに議論されることもなく消えていった。しかしその残滓は、その後の新線計画に影響を及ぼし、ついに2005年、つくばエクスプレスとして結実した。 壮大すぎる通勤新幹線構想はなぜ生まれ、消えていったのか、そしてどのようにして後世に受け継がれているのか。断片的に残る資料を手がかりに、背景と実像を探る。
See More