浜茄子紋 (はまなす) ◎提案紋 ZIP (AI, PNG, PSD)
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計5点 浜茄子、丸に浜茄子、五瓜に浜茄子、五瓜輪に浜茄子、五瓜に葉敷浜茄子
※家紋としての使用実績は未確認の紋様。創作の紋です。 サイズ1000px×1000px (余白あり) モノクロの透明背景。拡張子AI (ベクター線 CS2)、PNG (簡単そのまま使える)、PSD (ベクター線) の3種類。※1つのZIPフォルダに一点ずつ個別のデータファイルがあります。
【1番目から4番目の浜茄子紋】「五瓜に葉敷浜茄子」を元に一般家庭で使用できるように一工夫加えて仕上げた紋。 《御提案品》【5番目 五瓜に葉敷浜茄子】 “浜茄子”は皇后陛下のお印紋。お印とは家紋と別に皇族御一人に別個、自身を表す紋様。皇室以外にも大名家の中でも個人用の紋を持つ一族が確認されている。令和の皇后陛下が皇室入りする平成時代より前には見られない希少な紋様であり現代新紋と言える。既存の紋様の部位を参考に新造されており、和紋の形式を正しく守っている。 令和元年の即位礼正殿の儀で皇后陛下がお召しになった“御五衣・御唐衣・御裳”の紋様を家紋として使用することを想定してブラッシュアップ。皇后陛下専用の唐衣に散りばめられた紋様を元にして一般家庭向きに使用可能な形に作成しました。いつの時代も皇室、公家のお召し物や牛車や美術品といった身の回りのものに始まり、一般用に広まる流れがあります。 令和の時代と令和の皇后陛下を想い、様々な用途でハマナスの紋様を受け継いでいく必要があると感じます。今後、一般家庭の間で使われることがなければ消えてしまう可能性が高い紋です。令和に一新、家庭を築いていかれる方に相応しい紋です。 【扱い注意】(5番目の紋のみ) 5番目の紋『五瓜に葉敷浜茄子』は現在の皇后のお印、資料参考用に提供しています。資料やイラスト等の創作品の使用は自由です。装飾・デザインの一部として石碑や紙・布地、Web媒体に入れることは問題ありません。 使用にあたり2点「日本国や皇室をネガティブに扱う媒体での使用」「ご自身の家紋や自社コーポレートロゴ等の使用」は固くお断りします。 菊紋も皇室皇族と同じ図柄の菊花紋をそのまま使用する人はいません。花弁の数を八重16枚から12枚、8枚に減らす工夫を凝らして初めて一般に使われています。 ━━━━━━ 《紋から家紋と呼ばれるまでの工程》 衣服や建造物、婚礼品、一族の遺構に紋を装飾して初めて“家紋”と呼びます。一部の公家大名家が用いた“当主紋”の例外を除けば、家族の中でいち個人に限定して使用する紋を家紋とは呼びません。 同じ図柄でも用途によって名称が変化します。 「家紋」一族を示す。紋付衣装、紋付瓦、墓石、額飾り等。 ・「当主紋」世帯主のみ使用を許された紋。 ・「女紋」女子のみ使用を許された紋。または女系伝来の紋。 ・「定紋・表紋」家紋を複数有する中で主要な紋。 ・「替紋・裏紋」家紋を複数有する中で副次的な紋。 ・「一族紋」各自の家紋とは別に一族全体を指し示す紋。 ・「合印」一族共通の家紋とは別に一つの家を判別するための紋。 「神紋」宗教施設神社。 「寺紋・山紋・宗紋」寺院や宗派。 「徽章・社章・店章」屋号や会社のコーポレートロゴ。 《家紋と似て非なる紋》 デザイナーの中には家紋をかじり、「オリジナルの家紋を創作した」と説明するクリエイターが大変多いのですが、そもそも家紋として使われたことを確認または返答を貰うまでは“紋”、“和紋”と呼びます。 同じ料理人でも西洋料理と和食で全く異なるように、数十年の実務経験がある一流のパッケージ・ロゴデザイナーであっても、家紋の知識に関しては素人です。家紋特有の紋様の丸みや線の曲がり具合は、商業デザインにはない特徴で西洋の紋章とも異なります。万が一新たに家紋の創作を依頼する場合は、地元の紋章上絵師に依頼、または高度な知識を有した研究者に助言を貰うことを強く勧めます。 《家紋を新設する行為は極力避ける》 家紋とは“自らと関わりが強ければ強いほど”価値があります。家紋が分からない場合は、戸籍を辿り本家筋に確認をとるのが一番です。一度もお会いしたことがない遠縁であっても気にすることはありません。多忙ではない時期や改めて再度訪れるとよいでしょう。名字が異なる家の家紋を採用する場合、名字を継いでいない親元の家、名字違いのいとこ、はとこの家でも問題ありません。親密な関係を築いている名字違いの親戚であっても一度許可を得ることが大事です。家として家紋がなく、氏子の神社の神紋や菩提寺の寺紋を参考に紋を授かる選択もあります。家紋を新たに創造するのはこの工程を踏んだ後です。 《家紋新設|神紋や寺紋を参考にする場合》 上記で述べたように、自らと関わりが強ければ強いほど価値があると説明しました。古くから土地と結びつきが強い氏子の神社や菩提寺の紋を参考に家紋として取り入れることはいいことです。しかし注意すべき点が一つ。神紋・寺紋が古い権力者と同じ家紋の場合は、同じ紋の種類の中から大衆向けの紋に変えて使用する配力が非常に大事です。皇室の菊紋・桐紋や公家・大名家の家紋をそのまま使用していしまう行為は大変無礼で世間知らずであると見られてしまいます。例を挙げると十六菊の場合は、花の数を減らして十二菊や八菊。公家に多い牡丹や藤紋の場合は大衆向けのシンプルな紋を採用します。“自らと関わりが強い場所で権力者にも配慮した経緯”を他人に遠慮なく話すことができます。 《家紋新設|合体紋は厳禁》 昨今、夫婦2つのルーツの紋の要素を盛り込んだ合体紋なるものが存在しますが、避けるべき行為です。避けるべき理由は家紋から家を辿ることが困難になるからです。親が合体紋を思いつく家の子供はDNAから親と同じことを思いつく可能性が他の人よりも高いため、次世代では別の家と合体紋をつくります。さらに末裔の時代にも合体紋をつくります。そうなってしまうと元々の先祖を辿れなくなり、“あなたはどこの一族の人”なのか?判別できなくなります。婚姻で父系母系の名字を合体した新たな名字を作れないことと同じで、必ず父方か母方、養子先いずれか3種の名字の内のひとつです。家紋に余程のこだわりがある家々の婚姻で一つ選べない場合は、定紋や替紋として複数有する。または家紋を左右に併記する手もあります。