サイズ1000px×1000px (余白あり) モノクロの透明背景。拡張子AI (ベクター線 CS2)、PNG (簡単そのまま使える)、PSD (ベクター線) の3種類。※1つのZIPフォルダに一点ずつ個別のデータファイルがあります。

竜胆紋は、天皇家の分家筋に当たる源一族を代表する家紋である。勘違いされやすいのが、竜胆紋は源氏専用の家紋だと思われている点です。公家を例にとると村上源氏、宇多源氏、清和源氏のほかに藤原氏も竜胆紋を定紋として使用している。 【笹竜胆】使用家 (公家源氏)公爵岩倉家、(公家源氏)子爵五辻家 ・公爵岩倉家の家紋で、岩倉具視を輩出した一族である。 ・源一族の公家の子爵五辻の家紋。 【丸に笹竜胆(亀山石川)】使用家 (伊勢亀山)子爵石川家 現在の三重県亀山市の亀山藩主の石川家の家紋である。遺構より確認済み。 【丸に三つ竜胆車(下館石川)】使用家 (常陸下館)子爵石川家 現在の茨城県筑西市の下館藩主の石川家の家紋である。教学院の大久保忠礼継室石川総貨娘石碑など都内遺構より確認済み。 【五つ竜胆車】使用家、(公家源氏)伯爵東久世家、大名有馬家 ・伯爵東久世家の家紋である。東久世通禧は尊皇攘夷派公卿の1人で七卿落ちの１人でもある。今回竜胆車は東久世家の遺構を元に作成。 ・子爵有馬家 (一族の替紋または定紋)「竜胆車」は吹上藩有馬家の定紋または定紋同等の扱い。ほか大名有馬一族の替紋である。大名の有馬家も源氏である。現存する遺構より確認済み。 ・竜胆紋には花との境目に三叉に分かれた線で萼が描かれています。その中の竜胆車の場合、作成者によってガクを小さな膨らみで表現する人もいれば更に省略して茎の線だけで表現する人もいる。私の描く竜胆車は複数の書物や著名な使用家の伯爵東久世家の遺構、実物の花の構造を総合的に観察し、笹竜胆と同様に萼をしっかりと描く図案で仕上げました。