㊗️日本語版　2巻出版記念 こちらの作品は、来る日本語版2巻の出版を記念して表紙絵をイメージし作製しました。 元々作る予定はなく、別作品を記念として作ろうと思っていたのですが、 Twitterの相互フォロワーさんとのやり取り中に急にひらめきが降りて来て！ そのひらめきを形にしました。 使った天然石は 太子悦神の殿下にはラリマー、羊脂白玉、 赤色と桃色の天然珊瑚、 紅紅ちゃんには ヘマタイト、象牙、赤染め翡翠、 キャッツアイ です。 殿下の概念としてどうしても使いたくなってしまう水色の玉はラリマー。 もう採掘されることのない希少な石で、コレクターの間では年々価値が高騰している石です。 概念作品にこの石を使ってる人まず居ないんじゃないだろうか…というのは私の勝手な独り言です笑 そんな私の狂いっぷりは、ひとえにこの石の優しい輝きと質感が殿下にぴったりだと思うからであり、それを是非とも共有して頂きたいから！です。 単体でも十分美しいのですが他の石と重なる事でより美しさを増して、単体で見るのとはまた違う輝きを見せてくれます。 羊脂白玉は、殿下の肌の色の比喩として原作の一巻に登場する石ですが、 ラリマーと合わさった時、 優しい癒しだけじゃない凛とした佇まいに、 そこはかとない色気を添えてくれて…一人で思わずため息を漏らしてしまいました笑 そして、赤い珊瑚は太子悦神の耳飾り、 桃色の珊瑚は桃の花をイメージしました。 タッセルは太子悦神の衣装をイメージし、 シルク100%の糸を使い、 色も赤、白、黄、緑の初の4色使いとなっています。 あの日の殿下の衣装は、三郎にとって生涯忘れられない姿となりました。 手触りも含めて、かなりこだわりを詰め込みましたので是非お手に取ってその手触りをお楽しみください！ そして幼い紅紅ちゃんは、 いずれ大物になる風格を感じさせる銀色の輝きのヘマタイト(血の石、戦いの石とも言われている)、そして殿下に手向けていた小さな白い花に見立てた象牙の花彫りを添えました。 キャッツアイ、どことなく厄命に見えたら嬉しいです笑 私個人的に2巻のクライマックスはシーンは、 殿下が花を手向けに来た少年につい話しかけちゃう所…そして子供心に、姿の見えない殿下へ誓いを叫ぶあのシーンだと思っているので！その辺りの想いもこの2巻出版記念作品に乗せたつもりです。 ２つの概念石を結ぶコードは、 赤色と白色の糸が2本の道の様に見える様に、そしていつか二つで一つとなる様に願いを込めた「叶結び」にしました。 こだわりがたくさん詰まった作品となっています。 是非お手元で、見て触れて楽しんで頂けたら幸いです！