USB Type-C ソケットを手ハンダで実装した後に、ソケットが正しく実装できているかテストするための治具です。私 74th にとって、USB Type-C ソケットは電子工作で最も頻出するパーツであり、この治具はなくてはならないものになっています。 使っている様子を、X(Twitter)で動画付きでポストしていますので、こちらを見てみるのがわかりやすいかと思います。 ・ https://twitter.com/74th/status/1798683403648467343 USB Type-C ソケットは0.5mm ピッチのはんだ実装が必要になり、ブリッジせずに実装できたと思っていても、実はブリッジしていたということがよくあります。USB Type-Cソケット実装後にそのソケットが繋がるランドにプローブを当てて、光ったところがそのランドとUSBソケットを介して繋がっているラインになります。 これが2つ以上光ったとき、その部分がブリッジしていることが考えられます。 USBソケットから、プローブの方向に電流を流します。5V、GNDでも構わずながすため、IC等の実装後にこれを使うと、IC等を壊してしまうことがあります。USBソケットの実装を最初に行い、このテスターを使って正しく実装できているか確認してつかいます。 v1から以下の点が新しくなりました - USB-C 24ピンPlugに変更し、CC1/2の確認において差し直しが不要になった - LEDを両面に配置 注意 v2.1.1 では、D+とD-のシルクが逆になっています。実装テスタとしては問題ないかと思いますので、ご了承ください。