萬屋夢幻堂・零 第4号 ~ファイナル~
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2024年、二十五周年を迎える成城大学文芸部とその機関誌《萬屋夢幻堂》100号を記念して刊行される文芸アンソロジー。 OBOG渾身の作品とともに13万字を超える品評会レポートを収録。掲載作がどのように議論され完成稿となったのか一望できる構成。 書き手の皆様には特におすすめしたい一冊。あなたが日々考えているあんなことやこんなことが熱く語り合われていると思います。 【収録作品】 武見倉森「歩壌」/はるかなつき「逛狗街の媽」/鄭しゅう「ストーリーの更新」/斉藤五月「アヴィムクタ」/赤狐「コロナ以上友達未満」/吉川うを「私は頭がおかしい」/遠藤鳩二「どうぶつのはなしあい」/紀佑「とりのはなし」/新宮義騎「二四六八年」/源秋穂「春待花」/天津童化「ロアオブテレイラ 語られぬ歴史」/三鳥ホロ「政見放送」/益岡和朗「大浴場のデザイン」/萬澄十三「QUIZ 5 瀧の燈火 【後篇】」 【おことわり】 本号の掲載作には、過激な暴力描写や非倫理的・差別的と受け取られるような表現が用いられている場合があります。また、社会的な議論が行われる中で、著しい「分断」を生じさせているテーマを扱った作品もございます。 読んでいただく方に怒りや不快感を与える可能性の高い判断であることは重々承知の上で、私ども《萬屋夢幻堂》は「文芸が表現し得る領域」をひとつの時代の、一集団の感覚を頼りに規定することには慎重であるべきとの観点から、掲載拒否や作者の意に沿わない改稿の強要を行わぬことを創刊以来のポリシーとして守って参りました。読者の皆様におかれましては、あらかじめご留意頂きますよう、切にお願い申し上げます。 なお、今回収録した品評会レポートにおいては、その永年の「ポリシー」を巡る討論も収録いたしております。是非ともご一読・ご精読頂ければ幸いです。(発行人・記)